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専業主婦だったの母のように、いつか仕事を辞めるはずが…全然、辞められない!思ってたんと違う~!

  • 2024.11.21

専業主婦の母の元で育ってきた私。母のように子供が帰って来た時にはお家に必ずいて、「おかえり」といってくれる『お母さんがいる』環境を自分も作るんだろうな~と思ってきました。んが!全然そんなことは出来ていません。あっ、そうだ。始めに伝えておきますが、本エッセイでは専業主婦がラク!いいな~!などと言及したいのではありません。むしろ個人的に専業主婦をそつなく出来る人は神様か!と思っています。子供と四六時中一緒にいる環境はラクばかりではありません。私は仕事がない土日の方が疲弊します。もちろん、我が子は可愛くてとーっても大切な存在ですが、全てを子供優先にして1日を過ごすことはもの凄く大変なことです。ちょっとの買い物でも、安全面を常に考えなくてはいけません。自分を軸にした行動は全くできません。体力も何かと使います。専業主婦はラクな訳がない。さて。そんな専業主婦にはなれないかもしれない私ですが、今となってはバリバリのワーキングマザーにも特になりたくない。確かに高校生くらいの時、キャリアウーマンになりたい!と考えた時はありました。しかし、キャリアウーマンという言葉が死語となるかのごとく、徐々になりたい!という自身の気持ちも冷めてきました。現在は、仕事はあった方がよいかな~くらいゆるい気持ちでいます。そうなってくると、今の働き方(企業の研究員、出張あり、業務過多、フルタイム)は結構キツイ。気持ちは『ゆるく』を求めていますが、実際はハードな現場に身を投じる。今まで何万回も仕事を辞めたいと思ってきました。具体的にどんな場面で辞めてたいと思ったか?新卒で入った研究所から転居を伴う他の部署に転勤になった時、子供たちが小さくてワンオペに耐えられないと思った時、やっても成果を出しても評価されない年が数年続いた時、管理職試験に高得点と言われながら上司に嫌われ落ちた時、辞めたいと思いましたし、会社に行く気にもならならず、朝起きるのも憂鬱でした。

でも、辞めませんでした

私、凄いでしょ?と言いたいのではない。むしろその逆。

辞める勇気がなかったんです

家庭のことや、勤務地のこと、自分の適性を鑑みても、うーん。もうちょっと続けるか。という結論になってしまったのです。ダラダラと。「3か月経ったら辞表を出そう」と決めて、3か月後に状況んがなんとなーく改善していて、まぁもうちょっと様子を見よう。後、3か月…みたいなことを繰り返していると結構な勤務年数となってしまいました。それでも、「きっと40半ばくらい、50歳までには辞めるんだろうな。少なくとも今みたいにハードな正社員は引退する方向で…」と結構本気で思っていました。2024年の11月現在。バチバチに企業の研究員をしています。何なら、AIモデルを作成し、見る人が見ると最先端と言われてもおかしくない研究をゴリゴリ進めています。あれ?思ってたんと違う…そして、思ってたんと違う…は、自分の仕事のポジションだけではない。日本という国の状況が、思ってたんとは違う未来になっていました。

仕事をおいそれと、辞めるわけにはいかない世界になっています

母が専業主婦をしていた時代と日本はガラリと変わってきています。子供が小学生になると母のように…と思っていました。んが!ちょっと厳しいぞ。正直、「夫の収入だけでやりくりする」世界ではなくなってきているのです。モノの値段も上がっています。子供の 教育費も3人分かかりそうです(うちは3兄弟です)。1番下は4歳なので大学を卒業するまでにはあと18年とか?今後、急速にお金が出ていく予感しかない。一方の給与。夫婦ともに決して高くない。薄給カップル。転職した夫の給与は、地方都市で暮らしていけない訳ではないですが、前より確実にダウンしました。彼の働き方は転職によって、残業や土日出社が増えています。本人は就きたかった職種なので楽しいらしいですが、こっちはたまったものではなかったり!とにかく、お家の総支出を考えると、今、私が辞めるのは得策ではない。もちろんコロナがきっかけで、出張ではなく、『ウェブミーテング』や学会やシンポジウム、企業の各種展示会なども『ウェビナー』に切り替わった部分は大きいです。1週間に1~2回は新幹線で出張してた、かつての頻度は劇的に減りました。とはいえ!40半ばくらいで辞めるつもりだったので、何だろ。

溺れそうな気分

この例えが合ってるか分かりませんが、ほら、「25メートルだけ泳げばいいよ。」と言われて、不得意ながらバシャバシャと泳いでやっとゴールに近づいた時に、「50メートルに変更。ターンとかできる?」と言われている気分。こっちは元々25メートルの気分で泳ぎをスタートし、そのつもりで体力も調整してるのに、なぬ?まだ泳ぐの?足がつりそうになる。ゴボッと水も飲んでしまう。これこそ、『思ってたんと違う…』。一旦、休憩が必要。ということで、休憩が必要だよね~やっぱり仕事を辞めたり、仕事のサイズダウンとか~って思っている所に、女性の先輩方(40代後半から50代の方々)がアドバイスしてくれました。50代に差し掛かるくらいの女性の先輩方がこぞって言ってくれること。

仕事、絶対辞めちゃだめよ!

なんでー?って思うじゃないですか。それは経済的に?確かに経済的には苦しくなるでしょう。でも一旦休憩の気分でキャリアを止めることがあってもいいんじゃないかな?と思ってたんです。そこにピシャ!と水をかけられた気分。「ぽにちゃん。悪いことは言わない。今は辞めちゃだめよ。」何でなんですか先輩~!先輩方いわく、「40代はプチ更年期やガチ更年期が始まってもおかしくないお年頃。自分の身体が変わってくる。不調が訪れる頻度も上がってくることもある。すごーくしんどいならばもちろん、辞めた方がいいけれども、そこまでではないなら、今、決断することではないよ。」とのこと。仕事があると紛れたり、気を張ったりすることができるため、『来たる、女性のややこしい時期』をやり過ごせるかもしれないと言うのです。先輩のご友人は、40代で仕事を辞めて、悠々自適・・と思っていたようです。しかし、怖ろしいくらいガクッと老け込んだとのこと。むしろ家に引きこり、仕事していた時よりも健康的ではなくたったとのこと。同じようなことを他の先輩も言っていました。なんとなーく、『前の世代を踏襲して、そろそろ辞めようかな…』と思っていました(だって、うちの母は私の年齢の頃にはとっくに仕事を辞めていましたもん!)。しかし、辞めたからと言って、全てがハッピーではないっぽい。繰り返しますが、仕事による過度なストレスは直ぐに逃げた方が良いと思います。でも、慣れ親しんだ適度な負荷であったり、人間関係も悪くない状況であれば、続けた方良いかもしれません。お年頃的にも、お薦めだと。先輩方の話を聞いた個人的な感想。

なーるーほーどーー

確かに、仕事を辞める時は【今】でなくても良いかも。女性としての時期だけではなく、金銭的にも、仕事のタイミング的にも。でもな~やっぱり、

思ってたんと違うのよ…

もう観念するべき?やはり、【母世代と同じような人生設計でいきたいな~】と考えるのは難しいのかもしれません。日本の経済状況を鑑みても、30年前のそれとは全然違ってきています。今の世の中は【今の世の中に合った戦略】が必要。ということで、どんな形で働き続けるかは分かりませんが『現状維持』をしばらく続けようかな…と思うこの頃です。ではまた!

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