玉井詩織“撫”、奈緒“ほこ美”に対する毒っけたっぷりな舌打ちにゾクッ＜あのクズを殴ってやりたいんだ＞

【写真】ほこ美(奈緒)と海里(玉森裕太)のラブラブぶりにキュン

奈緒が主演、Kis-My-Ft2・玉森裕太が共演する火曜ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)。ほこ美(奈緒)の同僚・撫(玉井詩織／ももいろクローバーZ)の“裏の顔”が明らかになって以来、それがどう展開するのか気になるところだったが、11月19日放送の第7話でついに本人に矛先が向かった。(以下、ネタバレを含みます)

完全オリジナルで描くガチンコボクシングラブコメディー

同ドラマの主人公は、結婚目前に“クズ”な彼氏の浮気が発覚して破局。そんな人生どん底のタイミングで金髪の謎の男に出会い、それをきっかけに「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ！」と自分を変えるためボクシングを始めることに。ボクシングも恋愛も、痛くても立ち向かいぶつかり合う、ボクシングラブコメディーとなる。

奈緒は、真面目で真っ直ぐな性格を持つ市役所勤めをする29歳の主人公・佐藤ほこ美を、玉森は、昼はカメラマンとして働き、夜はバーテンダーのアルバイトをしている金髪の男、葛谷海里を演じる。

ほこ美の目の前で撫が舌打ち！

ほこ美と同期で、プライベートでも仲のいい撫。しかし、第4話で「ほこ美が幸せになるのは許せない」と発言し、視聴者がざわついた。

その悪意がほこ美に直接向けられるのではということも気になっていたなか、第7話でついに行動に出た。

ほこ美が置き忘れてしまったパソコンを撫が隠したのだ。個人情報などデータの流出の可能性もあり、上司に怒られるほこ美。「ボクシングにかまけて、いい加減な仕事してもらったら困ります」との嫌味まで言われた。

別部署の大葉(小関裕太)に促されて、もう一度置き忘れたはずの会議室に捜しに行ったほこ美。すると、撫がその場所に返しに来たところだった。「私も捜してあげてたんだよ」と恩着せがましく言う撫。

しかし、ほこ美は少し前にも捜したばかりだったため、「さっき見たときなかったのに」と口に出た。すると撫の表情が一変。「もしかして私のこと疑ってんの？ひどくない？」と責めた。

そして「プロテストだがなんだか知らないけど、片手間に仕事されるのって正直見ててムカつくんだよね。大葉さんに気に入られてるからってえらそうに」と続けた。さらには「チッ」と大きく聞こえる音で舌打ちし、「私ね、正直、同期の中でほこ美が一番嫌いだったの」とストレートに伝えた。

好意寄せていたはずの大葉にも悪態つく撫

撫の舌打ちに視聴者は「まじで怖い」「目の前で舌打ちされるのほんときついよなー」「性格悪いわー」とざわついたが、さらに撫の信じられない行動が続いた。

海里の同居人・悟(倉悠貴)に「上司に言ってさ、撫さんの味方につけちゃえばいいじゃないですか。ちょっとぐらい大げさに言ったってバチ当たらないと思いますよ。撫さんだってがんばってるんですから」とそそのかされていた撫。

なんとその通りに、上司に「パソコンをなくしたことを私のせいにするんです」と訴え、「今回だけじゃないんです。佐藤さん、定時で上がるために違う課の私にまで仕事をおしつけてくるんです」と泣きついた。

ほこ美が周りから信頼され、愛されキャラであることが気に入らない撫だが、うそをつくのはいけない。ほこ美がボクシングのため定時で上がろうとしたのは確かだが、自分の仕事はきっちりとこなしていた。

撫は「穏便に」と上司に頼んだ大葉にまで、「公私混同じゃないですか」とかみついた。しかし「むしろ正当な判断だと思います。佐藤の普段の仕事ぶりを知っている人間ならだれでもそう言うはずですから」といさめられた。

舌打ちした撫の毒っけは、さらに続くのだろうか。撫と食事する仲の悟も、撫をそそのかしたほか、海里自身がほこ美に直接打ち明けていなかった海外行きの話を暴露してもいて、怪しい動きが目立ってきている。2人からも目が離せない。

◆文＝ザテレビジョンドラマ部