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【MLB】大谷翔平のメジャー1年目を指導した米国代表ソーシア監督「彼が成功することは最初から分かっていた」と回顧 獲得にも関与と明かす

  • 2024.11.21
ドジャースの大谷翔平(C)ロイター
SPREAD : ドジャースの大谷翔平(C)ロイター

ラグザス presents 第3回プレミア12」に出場中の米国代表マイク・ソーシア監督が20日、東京ドームで行われた練習後に会見。21日に行われる日本とのスーパーラウンド初戦に向けて意気込みを語った。
その中では大谷翔平投手(ドジャース)に言及する場面もあった。会見の様子は米放送局「MLBネットワーク」のジョン・モロシ記者らを通じ、米メディアでも伝えられている。

■「オオタニは出ませんよね?」

2023年WBC決勝の再現となる今回、ソーシア監督は日本について問われると「オオタニは出ませんよね? 出ないなら大丈夫」と回答し、笑いを誘った。

同監督は00年にエンゼルスの監督に就任すると、02年にはワールドシリーズを制覇。その後、18年まで指揮を執った。

メジャー1年目(18年)の大谷を指導した同監督は「エンゼルスにいた時、ショウヘイとは1シーズンだけ一緒にプレーし、その後、私は退いた。しかし、彼を獲得するプロセスには関わっており、彼は現在のような活躍ができるという自信や抜群の身体能力を持っていた」と振り返った。

続けて「ショウヘイが米国でのシーズンに適応するため、初年度は打席に立つタイミングや投球するタイミングに制限を設けた。そして、適応していくにつれて、彼がその潜在能力を発揮していくのが見て取れた。これは、ただの偶然ではない。彼は非常に才能があり、その才能を伸ばすために懸命に努力もしている」と称賛した。

■「驚異的なことをやっている」

また、同監督は「『彼がこんなに成功することを予見していたか?』と聞かれたら、間違いなく『はい』と答えるよ。たた、それがいつ実現するか、それは分からなかった。投球し、休養を取り、そして打撃を行うことを確実にするために、当初は制限を設ける必要があった。でも、彼の潜在能力は最初から見えていた。そして、彼が今やっていることは本当に驚異的なことだ」とし、メジャーへの順応と二刀流開花に心を配っていたことを明かした。

ソーシア監督はエンゼルスのマイク・トラウト外野手のメジャーデビュー(2011年)にも立ち会っており、2人のスーパースターの礎を築いている。若手有望株が加わっている今回の米国代表。名伯楽の指導を受け、大きく飛躍する選手が出てくるかもしれない。


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