今季プレミアリーグで大活躍の21歳！父はマツコ有吉『怒り新党』で紹介された“人間発射台”

Text by 奥崎覚(編集部)

インターナショナルマッチウィークが明け、週末から再開されるイングランド・プレミアリーグ。

23年ぶりのプレミア復帰を果たしたイプスウィッチ・タウンは、現在17位となかなか勝点を伸ばせていないものの前節は強豪トッテナムにアウェイで2-1と勝利。待望の今季初勝利を手にした。

そんなチームで、キラリと光るプレーを見せているのがリアム・デラップだ。

U-21イングランド代表にも名を連ねる21歳のFWは、今季ここまで全11試合に出場。すでに6ゴールを挙げており、得点ランキングで堂々の7位タイにつけている。

こちらはプレミアリーグを日本で独占配信する『U-NEXT』が作成した彼のプレー集。

身長186cmの恵まれた体格に、高いフィジカル能力、さらにはマンチェスター・シティでプロデビューという経歴が裏付けるように周りと繋がる技術なども備えたデラップ。今後が楽しみな若手の一人だ。

そんなリアム・デラップ、父親のロリー・デラップもサッカー好きに限らず超有名。

というのも、過去に放送されていたテレビ朝日系の人気番組『マツコ＆有吉の怒り新党』で「日本人が知っておくべき新・3大ロリー・デラップの“人間発射台”」として取り上げられたことがあるのだ（2012年）。

ロリー・デラップの代名詞と言えるロングスローは、2000年代のサッカー界を代表する“必殺技”の一つ。当時のストーク・シティが得意としたガチムチなスタイルも相まってプレミアリーグで猛威を振るった。

ロリーと息子リアムは似たような体格。一子相伝のようにこのロングスローの継承を期待したいところだが、父はやり投げの学生チャンピオンになった経験を持つことからなかなか難しいのかもしれない。

いずれせよ、プレミアリーグに帰ってきた「デラップ」が今アツい！

イプスウィッチが週末の24日、ルベン・アモリン新監督が就任したマンチェスター・ユナイテッドをホームに迎える一戦でも、ぜひこの21歳に注目してほしい。