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鶏肉を「昆布締め」にして茹でるとヘルシーでオシャレな塩鶏が爆誕する

  • 2024.11.21

Togetterオリジナル編集部のふ凡社です。

鶏肉を「昆布締め」にして茹でると美味しいらしい。

料理家の長谷川あかり(@akari_hasegawa)さんがX(Twitter)で紹介した「昆布締め塩鶏」というレシピで、鶏むね肉に塩を振り、昆布で挟んで一晩置いたのち、茹でるだけというもの。

「昆布締め」というと寿司のイメージが強いが、鶏肉でやるなんて考えたこともなかった。どんな味がするのか気になったので、さっそく試してみた

一晩で昆布の香りがしっかり肉に移る

材料は以下の通り

鶏むね肉 400g
昆布 4枚
塩 6g
料理酒 適量
かぶ 小2個
小ネギ 適量
出典:Togetterオリジナル

まず、鶏むね肉の全体に塩をすり込む。塩は鶏肉の重量に対して1.5%の量ということで、用意する鶏肉の量に合わせて調整しよう。

くぼみまでまんべんなく 出典:Togetterオリジナル

続いて、昆布全体に料理酒を振り、3分くらい放置して少し柔らかくしておく。今回は4枚使ったが、昆布のサイズや枚数は商品によって違う。「鶏肉の両面を大体覆えるくらいの枚数・サイズ」を目安に、適宜調整すると良いだろう。

乾燥で折りたたまれちゃったりしてるので、湿らせて広げよう 出典:Togetterオリジナル

鶏肉を両面昆布で挟んでラップで巻き、ジップロックなどに入れて冷蔵庫で一晩寝かせる。

片面2枚ずつくらい 出典:Togetterオリジナル

翌日、冷蔵庫にいれてから8時間後くらいに取り出すと、鶏肉全体に昆布の良い香りがついていた。

お肉に昆布の香りがばっちり移っている 出典:Togetterオリジナル

あとは鍋に鶏肉が浸るくらいの水を入れ、中火にかける。(長谷川さんのレシピは水だけ入れる形だったが、私は昆布も一緒に煮ることにした。)

昆布はお好みで 出典:Togetterオリジナル

鶏肉全体がほんのり白くなり、鍋のふちに白い泡が浮いて来たくらいで弱火にし、鍋の蓋をしてそのまま10分煮る。

これくらいで蓋をする 出典:Togetterオリジナル

10分経ったら火を止め、さらに5分放置して熱を入れる。

「かぶおろし」との相性が最高

鍋を火にかけてからの待機時間の間に、皮をむいたかぶをおろし金で擦って「かぶおろし」を作っておく。

長谷川さんいわく、この「昆布締め塩鶏」はそのまま食べても美味しいが、かぶおろしと醤油で頂くともっと美味しいという。こちとら「おろし」と言えば「大根おろし」か「六甲おろし」しか知らなかったので、なんてオシャレな付け合わせなんだと思った。

鶏肉を鍋から引き上げ、水気を拭きとってから薄切りにする。お皿にかぶおろしと一緒に盛りつければ完成だ。

これが昆布締め塩鶏だ 出典:Togetterオリジナル

まずは何もつけずに食べてみる。

しっとりしていて美味しそう 出典:Togetterオリジナル

うーん、香り豊か。噛めば噛むほどじんわりうまい。

鶏肉はしっとりとしていて、適度な塩気と昆布の香り・旨味がたっぷりしみ込んでいる。なんてオシャレな味なんだ。

続いて噂のかぶおろし。しょうゆをちょろりと垂らしたものを乗せて食べてみる。

かぶの爽やかな香りと甘さ 出典:Togetterオリジナル

いいとこのお店で出てくる小鉢だ。

かぶおろしは大根に比べて辛みが無く、甘い。これがさっぱりした香り豊かな鶏肉にとてもよく合う。これは確かに、かぶおろしだな。絶対にかぶおろしを用意したほうがいい。

ちなみに、鶏肉を煮た後の煮汁にも旨味がたっぷり溶けているので、とっておいてスープに使うのも良いとのこと。試しに冷蔵庫に残っていたニンニク一玉を柔らかくなるまで煮て、余ったカブの葉、溶き卵3個分を入れて塩コショウで味を整えた「適当ニンニクスープ」を作ってみたら、これがまたびっくりするほど美味しかった。

これまた店で出てくる味だった 出典:Togetterオリジナル

ヘルシーで上品かつ出汁まで楽しめるメニューとは。仕込みに若干手間はかかるが、美味しいのでぜひ作ってみて欲しい。

文:ふ凡社 編集:Togetterオリジナル編集部

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