コムデギャルソンがメモリアル フレグランスを発表。30周年を記念した香りとは？

コム デ ギャルソン（COMME DES GARÇONS）のフレグランス ブランド、コムデギャルソン パルファムが誕生したのは、1994年。30周年を迎えた今年、新作「オデュー テン」を2024年11月20日（水）をローンチさせた。

“アンチパーフュム”をコンセプトに生まれたODEUR53（1998年）、ODEUR71（2000年）、ODEUR DU THEATRE DU CHATELET（2019年） の遺伝子を受け継ぎ、自然界や日常生活、生活材などからの匂いの成分を分析することでクローンの香料を抽出する、画期的な手法を採用した。

香りのベースとなるオキシドール（ODEUR10）は、フランス語で過酸化水素を意味する「Eau Oxygenee」で、消毒剤としても活用されるものでネーミングにも反映されている。微かな甘美さを感じさせるこの香りは、クリーンでこの上なくピュア。柔らかくもふくよかな香りに仕上がっており、何色にも染まるかのような真っ白さを想像させながら、センチメンタルな気分をも与える。

コムデギャルソンのものづくりを通して貫く、“新しいものを作り続ける”姿勢は新しい香りにも綿々と続き、確かに感じさせる。現在は東京の青山店でのみ展開しているが、12月5日（木）からはDOVER PARFUM PARIS店、翌6日（金）には国内店直営店でも取り扱う予定だ。

問い合わせ先／コムデギャルソン 青山店 03-3406-3951

www.comme-des-garcons.com

Text: Akira Watanabe

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