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「⚪︎⚪︎するだけ」で調子が上がる! ゴルフの超簡単テクニック

  • 2024.11.21

「思うように打てない」「どうしたらうまくなれる?」と悩むゴルファーたちにゴルフが楽しくなる上達法をレッスン! 今回は“⚪︎⚪︎するだけ”で「うまく飛ばせる」「うまく打てる」そんなテクニックをピックアップ。どれも簡単にできるものばかりなのでぜひ試してみてください!

LESSON 01

クラブを1センチ遠くへ引くだけ! ドライバーの飛距離を3.5ヤード伸ばす方法

テークバックで1センチ遠くへクラブを引くと、バックスイングが大きくなるが、フォローも同じだけ大きくなる。その分遠心力が大きくなり、スイングスピードが上がるので、飛距離アップにつながる。

ドライバーの飛距離アップは現在のスイングを大きく変えなくても可能です。テークバックの際、いつもより1センチだけ遠くへクラブを引きましょう。その分、スイングアークが大きくなり、遠心力を利用できるので飛距離が伸びます。目安としては、1センチで3.5ヤードアップです。テークバックが大きくなると、同じだけフォローも大きくなります。合計2センチスイングアークが大きくなるので7ヤードアップします。

首を伸ばして左腕を真っすぐに

テークバックを伸ばすにはアドレスがポイントです。縮こまらないように、まずは余計な力を抜き、首が長くなるように心がけ、左腕は肘を曲げずにしっかり伸ばします。飛ばない人は、首が短くなり、両肘が曲がった形でアドレスしがちなので気をつけましょう。

これはNG!


大西翔太
●おおにし・しょうた/1992年生まれ。水城高校を卒業後、当時ゴルフ部監督を務め、恩師でもある石井貢氏の勧めもあり、コーチングの道へ。15年から青木瀬令奈のコーチを務め、トーナメントではキャディバッグも担ぐ。18年にPGAティーチングプロA級資格取得。分かりやすいゴルフ理論には定評があり、ゴルフメディアにも多数出演している。メンタルトレーナー、整体師の資格も持つ。


構成・文=山西英希、写真=鈴木祥、協力=船橋カントリークラブ

LESSON 02

「ボールとの距離感」だけでドライバーの調子は上がる!

クラブヘッドをボールに当てる気持ちが強いと、どうしてもボールに近づいて立とうとします。ボールの近くに立つと、スイング軌道が縦振りとなり、ロフトが立った状態でインパクトを迎えます。これだとボールが上がらず、キャリーを稼げないので飛距離が伸びません。ボールを飛ばしたいなら、ボールから少し離れて立ちましょう。グリップエンドと体の間に、最低でもこぶし2個分は入るぐらいのスペースをつくります。スイング軌道が飛球線後方から見て、45度ぐらいになるので、ボールが高く上がり、飛距離を稼げます。


阿河徹
●あが・とおる/1976年生まれ。米国にてゴルフスイング理論、ゴルフ経営学を学ぶ。UFGTF資格取得。帰国後、内藤雄士ゴルフスクールにてレッスン活動を行う。2012年独立後、男女ツアープロのコーチとしてツアーに帯同。50人以上のプロゴルファー、3万人以上のアマチュアゴルファーを指導している。


構成・文=山西秀希、写真=鈴木祥、協力=井山ゴルフ練習場

LESSON 03

つま先上がりは「スライスを打つ要素を3つ加える」だけでしっかり打てる!

つま先上がりのライでは、クラブフェースが左を向きやすいので、フック系のボールが出ます。それを防ぐには、右へ曲るボールを打つときの要素を加えましょう。ゴルフクラブの構造上、ボールが足元よりも上にあるとクラブフェースは目標の左を向きます。そのまま打てばフックボールが出るので、アドレスの際には右に曲がる要素を加えます。そのためにもまずは、クラブを短く握りましょう。基本的に、スイング軌道がフラットなら左に、アップライトなら右に曲がります。クラブを短く持つことでスイング軌道がアップライトになるので、右に曲がる要素が1つ加わります。シャフトとグリップの境目近くを握りましょう。

ボールを右に寄せてフェースを開く

ボールを右に寄せてフェースを開く

次に、ボールを1個分ほど右に寄せ、クラブフェースを少しだけ開いて構えましょう。右に置いたボールにフェースを合わせると、自動的にフェースは開きますが、さらにフェースを少し開くことで右に曲がる度合いが大きくなります。ボールを右に置き、フェースを開いたことで右に曲がる要素がさらに2つ加わりました。

フラットなスイング軌道になるので左に行きやすい

つま先上がりのライではボールの位置が高いので、アドレスで上体が起き上がります。そのまま振れば、フラットなスイング軌道になるのでボールは左に曲がる傾向が強くなります。クラブを短く握る、ボールを右に置く、フェースを開く、の3ポイントで対応したら、打球は真っ直ぐ飛んで行くと考えましょう。


森山錬
●もりやま・れん/1996年生まれ。レッスンは3カ月先まで埋まっている大人気プロ。平均飛距離300ヤード以上のドライバーショットを放つ。『Futako Golf Club』主宰。Instagram(@rengolf_54)で配信中の動画も大きな話題を呼んでいる。著書に「ゴルフは右手の使い方だけ覚えれば上手くなる(日本文芸社)」。公式ラインアカウント(lin.ee/dy4adIq)


構成・文=山西英希、写真=山上忠、協力=Futako Golf Club

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