「私、『おはよう朝日です』を卒業します」「おは朝パーク2024」のステージで卒業発表したエレクトーン赤﨑夏実に号泣するファンも。来場者47,000人超のイベントをリポート。

1979年4月にスタートし、今年で放送45周年を迎えるABCテレビの朝の情報番組「おはよう朝日です」。今年で3回目の開催となる番組イベント「おは朝パーク2024～関西全力応援！45年分のありがとさん～」（以下、「おは朝パーク2024」）に47,000人を超える来場者が集まり、笑いあり、涙ありの2日間が閉幕した。当日の様子をリポート！

2024年11月16日(土)、17日(日)の2日間、万博記念公園にて開催された「おは朝パーク2024」。事前の天気予報では2日間共に曇り時々雨の予報だったが、17日は秋晴れとなり、会場の熱気で汗ばむほどだった。

番組コラボの飲食ブースや、ふわふわ空間が体験できる「超ドデカ！おき太くん」、昨年人気ナンバーワン「おはボー」での野球バッティングを学べるブースなど、人気ブースは今年も登場！さらに今年は番組出演者に会える「おはアエ～ル」や、番組人気コーナー「おきたらんど」がテレビを飛び出し、オリジナル景品がもらえる謎解きゲーム「Osaka Metro presents おきたらんどアドベンチャー」が出現！スマホを片手に、広いおは朝パーク会場を歩きながら会場内に出題された5つの謎を解いていくこのゲーム。子どもだけで解ける問題もあれば、大人も立ち止まって考えるほどの問題も！解答を導き出せた子どもたちは思わず「正解はこれだ！」と大きな声で叫び、その直後に「他の人も解いてるから大きな声で言っちゃダメだったね」と、周囲への配慮も微笑ましかった。

メインステージでは「おは朝スペシャル応援LIVE」と題し、DJ岩本（岩本計介アナウンサー）率いる「おは朝バンド」が「関西全力応援！」をテーマにしたライブを披露。ライブを通して来場者を全力で応援した。「おは朝バンド」の最大の特徴は“みんなで一緒に踊れる振付”と“コール&レスポンス”。子どもたちはもちろん大人も含め会場にいる人が全員笑顔で楽しんだ。時には出演者が観覧席に行き、会場全体で一体感が生まれていた。こんなにも出演者と来場者の距離が近いイベントは珍しい。お互いの信頼関係が出来上がっているからこそ混乱なく成立するのだろう。
SNSにも「最高のファンサゲット」「年々人が増えている気がする」と興奮冷めやらぬ様子がうかがえた。

そして、ラストステージでは番組のエレクトーン奏者を15年務めている赤﨑夏実より「年内いっぱいでの番組卒業」のサプライズ発表がされた。会場は「えー」「なっちゃん辞めないで」との声が上がり、涙する来場者も多く見られた。同時生中継していたインスタライブにおいても1,500人を超える視聴者から「いやー泣」「なっちゃんで一日が始まるのが日常なのに・・」と受け入れられない方も多くいた模様。

赤﨑夏実はそんな反応を見つつも、笑顔で「感謝の気持ちを直接言葉で伝えられて嬉しい」「明日からも笑顔でお届けするので、年内いっぱいよろしくお願いします！」といつもの太陽みたいな笑顔で締めくくった。来場者からの鳴りやまない優しい拍手が赤﨑夏実の決意を応援しているようだった。

出演者も「『関西全力応援』をテーマに元気をお届けしたいと思っていたが、我々がパワーをいただいた」と余韻に浸っており、メッセージボードにある溢れんばかりのコメントに目を細めていた。

来年も「おは朝パーク」は開催されるのか？今から開催のお知らせが楽しみだ。