旅とミュージカルが好きな、ゆりゆ(@yuri_konkatsu)さん。婚活、夫婦関係、子育てなど、アラサー女性の心に刺さりそうなテーマをエッセイ漫画にし、Instagramで発信しています。
子供が怪我をしたという同僚が帰宅してしまって…?
気持ちの落としどころ
帰宅した同僚の仕事を引き受けることになった女性。“私の時間は他人の子供を育てるためにあるんじゃねぇんだよっ”とモヤモヤしながらも、仕事を進めていきます。
「子供が風邪だろうが怪我だろうが放っておいて仕事してください」と思っているわけではないけれど、自分にしわ寄せがくる状況には納得がいきません。この気持ちをどこに落とし込めばいいのか、悩んでしまいます。
居酒屋で飲んでいた女性。「ってか最近の世の中おかしくない?子供嫌いな人多過ぎでしょ」という声が聞こえてきます。「子連れ様」と呼ばれる世間の風潮に対する不満を語る声に、どっと疲れてしまった女性は、友人と「絶対に子供が来ない場所」で飲み直すことにしました。
友人が「家族連ればっかりのところに行くとやっぱりいろいろ考えちゃうもん」と話し始めます。メディアやSNSで目にする結婚や出産に関する情報に、「なんか周りに無理矢理焦らされるって感じ」というため息交じりの言葉。そんな友人の言葉に、“…みんな同じなんだなぁ”と思う女性。気にしないつもりでも、世の中が放っておいてくれないような焦燥感の中で生きていると実感するのでした。
独身でいると、子供を理由にさまざまなしわ寄せを受けることがありますよね。世間には、結婚して子供を早く産むべきだという風潮もあるように感じます。けれど、「子供がいるから偉い」といった考えを持つ人を見ると、むしろ結婚や出産が遠いものに思えてしまうこともあります。
※実体験をもとにしたフィクション作品です
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