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窓の隙間風がうるさい! 賃貸引き違い窓の隙間を埋める方法など対策を紹介

  • 2024.11.21

寒い隙間風はなぜ起こる?原因を解説

イエコレクション iecolle

うるさい・寒い隙間風がどこからなぜ起こる?
隙間風対策をする前に、まずは原因を考えましょう。
隙間風が起こる原因について紹介します。

引き違い窓

引き違い窓は構造上隙間があるものですが、築年数の経った賃貸などでは劣化して隙間風が入りやすくなります。
引き違い窓の下に取り付けられている戸車と呼ばれる車輪の高さがずれたり、鍵の部分が緩んだりゆがんだりしても隙間風が発生しやすいです。

パッキン・コーキングの劣化

窓のサッシには隙間をなくすためにパッキンが取り付けられています。
樹脂製なので年数が経つと劣化したり緩んだりする場合が。
また、窓枠と壁の隙間を埋めるコーキングも経年劣化する可能性があり、隙間風の原因になることが考えられます。

建物のゆがみ

古い賃貸マンションやアパートなど、築年数の経った建物はゆがみが生じてしまう可能性があります。
マンションがゆがむことによって窓やドア、換気口などには隙間ができやすくなるのが理由です。
その隙間から風が入り込むことも考えらえるでしょう。

コールドドラフト現象との違いに注意

室内の暖かい空気が窓ガラスに触れて冷やされ、足元へ下降することをコールドドラフト現象といいます。
この現象が起こると、暖かい室内にいても冷気を感じるため、隙間風と勘違いすることも。
隙間風対策をする前には、コールドドラフト現象との違いをしっかり理解しておくことが大切です。

うるさい隙間風はどこから聞こえる?

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隙間風が入って笛の音のような高音がうるさいと感じる人も少なくないでしょう。
隙間風によって音が鳴ることを笛鳴り現象といいます。
この笛鳴り現象がどこから聞こえるのか解説するので、ぜひ参考にしてください。

窓のサッシの隙間

窓のサッシ部分に隙間があると、そこに空気が入り込んでうるさい音が鳴ります。
サッシのパッキンが劣化していたり、建付けが悪くて窓がガタついていたりすると隙間ができやすいです。
また、気密性の高いマンションで換気扇をつけると、空気が室内に入り込もうとするため、音が鳴る場合もあります。

通気口の音

マンションは気密性が高いため、室内の気圧調節のために各部屋に通気口を設けていることが多いです。
この通気口はホコリや汚れが溜まりやすく、手入れしないでいるとふさがってしまう場合が。
穴がふさがると空気が通りにくくなって、笛鳴り現象の原因になる可能性が考えられます。

【賃貸窓にもおすすめ】隙間風・音対策

隙間風や音の対策方法を紹介します。
マンションや賃貸住宅の窓にもできる方法があるので、隙間風や音が気になる時はぜひ参考にしてください。

窓の掃除をする

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窓のサッシにホコリや砂などのゴミが溜まると、戸車の高さがズレてしまって隙間につながる恐れがあります。
そのため、隙間風が気になる時は窓まわりが汚れていないか確認しましょう。
サッシにゴミが溜まっている場合は、掃除することで隙間風を抑えられる場合があります。
サッシに溜まったゴミを取り除き、歯ブラシや雑巾と中性洗剤を使ってしっかり汚れを落としましょう。

窓のサッシを調節

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築年数の経った賃貸など、窓を何度も開け閉めしているようであれば、戸車の高さがズレている可能性があります。
その際はサッシ側面の下部分から戸車を調節してみてください。
また、鍵がかかりにくかったり、鍵を閉めても窓がガタついたりするようであればクレセント錠の調整も試してみましょう。
そしてサッシが重なる部分の下にある気密ピースがズレても隙間風につながるので、あわせてチェックするのがおすすめです。

雨戸を閉める

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雨戸を閉めると外気の影響を抑えられるため、隙間風を軽減するのに役立ちます。
元から雨戸がついている家では閉めるだけで済みますが、雨戸がない場合は後付けする方法も。
ただし、雨戸は光を遮ってしまうので、笛鳴りが特に大きい時や夜間だけなど、シーンを限定して閉めるのがいいでしょう。

断熱カーテンを使う

隙間風対策には、断熱カーテンを使うのもおすすめです。
断熱性や遮熱性の機能がついた厚手のカーテンを吊るせば、隙間風による寒い空気を遮ることができます。
また、カーテンを吊るす際は、窓よりも長めの丈を選んでおくのもいいでしょう。
掃き出し窓用なら床につくくらいの長さだと寒い隙間風を抑えられます。

裾レース・カーテンライナーを使う

カーテンの裾に取り付ける裾レースや、吊るして床まで垂らすカーテンライナーを使って隙間風による冷気をカットする方法もあります。
手持ちのカーテンを付け替えずに隙間風対策したい時に便利なアイテムです。

引き違い窓の隙間をテープ・クッションで埋める

隙間テープやクッションを使った方法なら、低予算で対策ができます。
引き違い窓の隙間を埋めることができるので、隙間風による音が気になる時にもおすすめです。
スポンジタイプやモヘアタイプがあり、貼るだけなので手軽に対策ができます。

隙間風ボードを使う

隙間風ボードは、吸盤で固定したり立てたりして窓際に設置して使うもので、窓の下から流れる冷気を遮るのに役立ちます。
掃き出し窓だけでなく、腰高窓にも使用できるため、窓からの冷気が気になる時に活用するといいでしょう。

持ち家ならリフォームも検討

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賃貸住宅の場合は隙間風の対策方法も限られますが、持ち家ならリフォームを検討するのもおすすめです。
内窓や雨戸をつける、サッシや窓を取り換えるなどすれば、隙間をなくして根本から対策することができます。
自宅の築年数が経っている場合は、リフォームも考えてみるといいでしょう。

まとめ

今回は、窓の隙間風対策について紹介しました。
窓のサッシ部分から入る隙間風で部屋が寒いと感じる時は、隙間テープやボード、カーテンなどの便利アイテムを使って対策するのがおすすめです。
賃貸でも気軽に取り入れられる方法がたくさんあるので、隙間風に悩んでいる人は、ご紹介した対策方法やおすすめアイテムをぜひ試してみてください。

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