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プロ選手およそ「100名」輩出の名門大、『⼿続き上のミス』で選⼿権の出場権を喪失…「弁明の余地なくお詫び」

  • 2024.11.20
プロ選手およそ「100名」輩出の名門大、『⼿続き上のミス』で選⼿権の出場権を喪失…「弁明の余地なくお詫び」
プロ選手およそ「100名」輩出の名門大、『⼿続き上のミス』で選⼿権の出場権を喪失…「弁明の余地なくお詫び」

Text by 佐伯洋(編集部)

1986年度以来Jリーグ選手を96名輩出している名門大学が、前代未聞の事態に見舞われた。

福岡⼤学サッカー部は19日、12月7日に開幕する第73回全⽇本⼤学サッカー選⼿権⼤会(インカレ)への参加資格を満たせなかったことを発表した。

福岡⼤学は、今季の第39回九州⼤学サッカーリーグI部で3年連続21度目となる優勝を飾り、九州の第1代表としてインカレに出場することが決まっていた。

しかし、「送付した参加申込書類の⼀部が期限内に届かなかった」とのことで、開催要項に基づき大会に出場できないことを通知されたのだという。

福岡大学は、「部⻑ ⽊幡伸⼆」「監督 乾 真寛」の署名入りの声明で以下のように謝罪した。

「努⼒を重ねて九州⼤学リーグ戦を勝ち抜きながら、⼿続き上のミスから⽬前でチャンスを奪われてしまった部員の無念、特に4年⽣の選⼿・ご⽗⺟の⼼情を思うと、私ども指導監督にあたる者としてその責任を果たせず痛恨の極みです。

我々の監督責任については弁明の余地はなく、ただただ関係者の皆様に⼼よりお詫びを申し上げる次第です。

今後、このようなミスが決して起こらぬよう、競技実績に劣らないチーム・マネージメント体制の再構築に努⼒いたす所存です。今後とも厳しいご意⾒も含めチームへのご⽀援・ご協⼒を賜りますよう⼼よりお願い申し上げます」

福岡大学が出場できなくなったことにより、リーグ戦で4位だった日本文理大学(大分)が繰り上がりで出場権を得ている。

■九州
第1代表:九州産業大学(3大会連続21回目)
第2代表:鹿屋体育大学(15大会連続27回目)
第3代表:日本文理大学(5大会ぶり5回目)

福岡大学は過去に坪井慶介、黒部光昭、田代有三、永井謙佑(名古屋グランパス)、藤田直之(サガン鳥栖)らの日本代表を輩出している。

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