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ケアリングノーベンバー2024、下北沢のBONUS TRACKで開催!「みる、みつける、ケア展 〜ちいさなケアのみつけ方〜」は22日~!

  • 2024.11.20

東京・下北沢のBONUS TRACK(ボーナストラック)では2024年11月9日から30日まで、介護や福祉に関する月間イベント「ケアリングノーベンバー2024」を開催中。

2021年から開催し、今年で4回目となる本イベントは、広場とギャラリーで開催する2つの展示、毎年恒例のケアにまつわる方々を集めたマーケット、さまざまな視点から“ケア”に関して話すトークイベント、本屋B&Bでは“ケア”に関するブックフェアなどが繰り広げられています。

“ケア”は人によって捉え方が異なる意味の広い言葉であるため、ケアリングノーベンバーでは“ケア”という言葉を定義せず、さまざまな視点を持った方々といっしょに複数のイベントを行うことで、曖昧な輪郭をかたちづくろうとしているそう。

「ケアリングノーベンバー2024」は、セルフケア、だれかへのケア、介護や福祉の仕事、ケア視点のある本や商品などなど、身近な“ケア”を、知り、楽しむイベントです。

「みる、みつける、ケア展 〜ちいさなケアのみつけ方〜」

みる、みつける、ケア展 〜ちいさなケアのみつけ方〜
出典:note.com

11月22日~11月28日には、「みる、みつける、ケア展 〜ちいさなケアのみつけ方〜」を開催。

8月に発表した「電通総研コンパスvol.12『ケアに関する意識調査』」をもとに、電通総研は、同志社大学大学院の岡野八代教授監修のもと、日常に溢れるケアを見つける展示会などが催されます。

今回の展示会では、介護や育児に留まらない「ケア」の広い意味を探ります。介護や育児に留まらない、「他者のニーズ(してほしいこと、必要なこと)を気にかけ、配慮し、世話する」ことという、幅広い意味を持つ「ケア」を知ることができるでしょう!

さらに会場では、さまざまな分野で活躍する20人に聞いた「あなたにとってケアとは何か?」や「ケアした・された経験」も展示。

また、全国3,500人に聞いた「ケアした経験/された経験」を時系列に並べた展示物も見ることができますよ。

また、来場者には同調査と同じ設問で「ケアした経験/された経験」を書くといった企画も実施されますよ。

【あなたにとってケアとは何か?】
展示参加者一覧(五十音順・敬称略):
浅田智穂(インティマシー・コーディネーター)
安達茉莉子(作家・文筆家)
池田勝彦(ヤマザキショップ代田サンカツ店主)
大沢かずみ(シモキタ園藝部員・イラストレーター)
小川紗良(文筆家・映像作家・俳優)
大日方邦子(パラリンピック金メダリスト)
尾山直子(訪問看護師・写真家)
栗本凌太郎(日記屋月日 店長)
小林涼子(俳優・AGRIKO代表取締役)
金野千恵(建築家)
杉田協士(映画監督)
静電場朔(アーティスト)
妹尾正教(社会福祉法人仁慈保幼園 理事長)
ナカダリオ(クリエイター)
永井玲衣(哲学研究者)
haru.(クリエイティブディレクター)
堀口こみち(ぬいぐるみ病院理事長)
百瀬文(美術家)
山口祐加(自炊料理家)
和田彩花(アイドル)

他にも、BONUS TRACK GALLERYの2階の本屋B&Bでは、20人それぞれが選ぶ「あなたにとってのケアの本」を展示するブックフェアも同時開催します!

「ちいさなケアのみつけ方 いま改めて考えるケアの倫理」

みる、みつける、ケア展 〜ちいさなケアのみつけ方〜
出典:note.com

「みる、みつける、ケア展 -ちいさなケアのみつけ方-」の展示・本屋B&Bと連動企画として、11月30日にはケアを語り合うトークセッション「ちいさなケアのみつけ方 いま改めて考えるケアの倫理」を開催します。

トークセッションでは、同イベントの調査・展示の監修を担当されたケア研究の第一人者、岡野八代教授と、政治思想やミシェル・フーコー研究の専門家の明治大学重田園江教授がゲスト登壇。ケアについて多角的な視点から語る、親しい友人同士でもあるお二人のトークの場になるそうですよ!

【イベント内容】
●二人の考えるちいさなケアのみつけ方・展示の意義や感想等
●誰かのニーズを気にかけ、配慮し、世話することの意義
●2024年1月19日に発売された『ケアの倫理 フェミニズムの政治思想』の反響
●今改めて、『ケアの倫理』のポイントを解説
●フーコーとケアの関わりについて
●介護など具体的なケアと政治の関わりについて

まだチケットの購入ができるようなので、気になる方はチェックしてみてくださいね!

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