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桐谷健太“栗山”が突き止めた「キュロスの女」の正体、黎架“真澄”のおびえる姿に胸が痛む<Qrosの女>

  • 2024.11.20
「Qrosの女 スクープという名の狂気」第7話より (C)「Qrosの⼥」製作委員会
「Qrosの女 スクープという名の狂気」第7話より (C)「Qrosの⼥」製作委員会

【写真】「あの美女は誰?」と話題になった黎架“真澄”出演のCM

桐谷健太が主演を務めるドラマプレミア23「Qrosの女 スクープという名の狂気」(毎週月曜夜11:06ー11:55、テレ東系/Lemino・TVerにて配信)の第7話が11月18日に放送された。話題のCMの謎の美女「Qrosの女」の正体が真澄(黎架)であることを突き止めるが、誹謗(ひぼう)中傷に疲弊しておびえている真澄の姿に胸が痛んだ。(以下、作品のネタバレを含みます)

芸能界の闇をあぶり出すゴシップエンターテインメント

同ドラマは、誉田哲也が新境地に挑みつづった「芸能界」と「週刊誌」を舞台にした長編同名小説が原作。話題のCM美女「Qros(キュロス)の女」の正体を巡って、芸能界、週刊誌業界だけでなく一般人までも巻き込んだミステリーとサスペンスが入り混じるゴシップエンターテインメント。

「世の中が求めるネタを提供しているだけだ」と言いながらあらゆる芸能人の“真実”を暴き、部数を上げていく「週刊キンダイ」所属のスクープを連発する敏腕記者・栗山孝治(桐谷)が、ある謎の女性「Qrosの女」との出会いをきっかけに、思いもよらぬ事件に巻き込まれていく姿を描く。

栗山とタッグを組む若手記者・矢口慶太を影山拓也(IMP.)が、「週刊キンダイ」の編集長・林田彰吾を岡部たかしが、栗山と因縁がある謎のブラックジャーナリスト・園田芳美を哀川翔が、栗山の妹・栗山志穂を田村保乃(櫻坂46)が演じる。

また、謎の美女「Qrosの女」とCMで共演し、話題となった人気俳優・藤井涼介役を増子敦貴(GENIC)が、“Qros”のCMに出演する人気俳優・福永瑛莉役をなえなのが、格闘家・近藤サトル役を三浦孝太が、芸能界を引退後、消息不明となっている元俳優・遠藤亜矢(久岡リナ)役を川島海荷が、話題のCM美女「Qrosの女」役を黎架が務める。

「Qrosの女」の情報が拡散し始める

「週刊キンダイ」の敏腕記者・栗山孝治は元政治班の若手記者・矢口慶太を従え、スクープを求めて取材に当たる日々を送っている。

「Qrosの女」の情報が拡散し始め、真澄(黎架)は誹謗中傷に追い詰められる。一方、「Qrosの女」の情報がガセネタと合わせて拡散されている状況を快く思っていなかった園田は真澄の前に現れ、情報の拡散を止める為のある選択肢を提示する。

その時、園田を追ってきたチンピラが突如、2人を襲う。逃げ出した真澄は「Qrosの女」を追っていた栗山と出会い、栗山に保護される。

真澄は園田のメモリースティックを栗山に渡す…

保護された真澄は「Qros」のCMに出演したために誹謗中傷にさらされ、ストレスで疲弊していることを打ち明ける。

真澄は全ての真相を話すと、園田が持っていたメモリースティックを栗山に渡す。栗山が中を見ようとするが上手くいかずにいると、退いて退いてと志穂がパソコンの前に座り「私これでも元SEなんで」と言ってキーを叩き始める。

園田は暗号化していたが志穂は解くことができ、中に入っていた「キュロス」というタイトルのファイルを開くと無数の写真が入っていた。真澄を隠し撮りしている写真もあり、真澄は動揺してお茶の入っているコップを落としてしまう。その怯える姿を見て、栗山の脳裏に過去のリナの姿が過ぎる。栗山が「園田がこれだけの情報を持ってるってことは…」と渋い顔をすると、志穂が「真澄さんの根も葉もない情報を流したのはこいつだね」という。栗山は「骨の髄までクズだな」と言うのだった。

ついに「Qrosの女」の正体が真澄だと明かされたが、真澄は誹謗中傷に追い詰められた純朴な女性であり、おびえる様子に胸が痛んだ。

◆構成・文=牧島史佳

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