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養子への真実告知で「大失敗」避けたかった言い方をしてしまった話

  • 2024.11.21

「真実告知」という言葉を知っていますか?育ての親とは別に、生みの親がいることを伝えることをそう呼ぶそうです。このお話はあきママ(@aki.engumi)さんのフォロワーさん・青空ファミリーの体験談で、特別養子縁組で迎えた長女・朝日ちゃんが3歳になり、ある質問をされたことから始まります。いつかは真実告知をしなければと思っていたものの、突然のことに頭が真っ白になってしまったフォロワーさん。無事に伝えることができるのでしょうか?『真実告知にまつわるエトセトラ』どうぞご覧ください。

©︎aki.engumi
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「真実告知は自然にしたい」散々話し合っていたのに…

10か月の時に特別養子縁組で長女として迎え入れた朝日ちゃん。たくさんの愛情を受け、すくすく育った朝日ちゃんは3歳となりフォロワーさんに「あさひはおかあさんのおっぱいのんでたの?」と質問されます。生みの親がいることを伝える「真実告知」については夫と事前にたくさん話し合い、何気なく特別なことじゃないと伝えようと決めていたフォロワーさん。しかし、いざ朝日ちゃんから聞かれるととっさに真実を話すことができず「そうよぉ」と肯定してしまいます。

3歳というとさまざまなことがわかってくる年齢ですし、興味も出てきますよね。フォロワーさんとしては意図せず急に真実告知のタイミングが訪れ、とても驚いたのではないでしょうか。そろそろかもしれないと思いつつも、本当にその時が来ると焦ってしまい、話すことができなかったようです。

覚悟が足りなかったことを反省

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いつ聞かれても大丈夫と思っていたものの実際には伝えることができず、自分の覚悟が足りなかったことを実感させられたフォロワーさん。意図しない形でも嘘をつくことになってしまったのは心苦しいものがあったでしょうね。次に聞かれたら今度こそは絶対に伝えると気持ちを新たにしたフォロワーさん。そして、その機会は数か月後に訪れます。

前回と同じように「あさひはおかあさんのおっぱいのんでたんだよね?」と聞かれたフォロワーさんは「ついにこの時が来た!」と気を引き締めます。失敗をくり返さないために頭の中ではさまざまな言葉が出てきていますが、それを何一つ口に出すことができずにいました。

「言わなきゃいけない」と頭ではわかっていても、言えばどう受け取るかということを考えると真実告知がどれほど難しいことなのか痛感しますよね。フォロワーさんは無事に伝えることができるのでしょうか。

ようやくできた真実告知。しかし、その後の娘は不安定だった

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ようやく朝日ちゃんに本当のことを伝えることができたフォロワーさん。朝日ちゃんはきょとんとしていたものの、フォロワーさんは涙をこらえきれなかったようですね。「この子におっぱいあげたかったなぁ」というフォロワーさんの心の声は寂しいようにも見えますし、切実な願いのようにも思えますね。母乳をあげることができなくても、フォロワーさんが朝日ちゃんへと抱く思いは親子そのもののように思えます。

真実告知をした日から朝日ちゃんは何度も同じことを聞くようになったそう。感情はバラバラで時には怒りながら、時には涙ながらで朝日ちゃんの気持ちは少し不安定になっているように見えますね。目の前のお母さんが自分のお母さんだと思っていたのに、自分を産んだお母さんは他にいるという現実は衝撃だったと思いますし、受け入れるには時間がかかるはず。

朝日ちゃん自身も心の整理が難しいと思いますが、そんな姿を見守るフォロワーさんもとてもつらかったと思います。真実告知の必要性について改めて認識し、考えさせられるお話でした。

著者:ママリ編集部

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