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【安藤優子】仕事と、人生そのものに寄り添ってくれるグランドセイコーの腕時計。

  • 2024.12.1

各界で活躍する著名人たちが、大切に紡いできたウォッチ&ジュエリーにまつわる物語をひもとく。

安藤優子 ジャーナリスト

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ネイビーのフェイスとベルトが上品なグランドセイコーの時計。合わせるジュエリーは地金統一にこだわらず、ミックスを楽しむことも。今回はベゼルに合わせてリンクス オブ ロンドンのチェーンブレスレットに、ブランイリス(薬指)と、ウノアエレ(人差し指)とふたつの指輪もすべてシルバーでまとめて。耳元にはジェエリーをつけないコーディネートがモードな抜けを作る。シャツ¥220,000(店舗限定)/ファビアナフィリッピ(アオイ)

「仕事と、人生そのものに寄り添ってくれる腕時計」

私にとってその日の着こなしの最後の仕上げであり、スタイリングの方向性を決めるのが時計なんです。バッグが前日と同じことはありますが、時計だけは毎日替えるほど。生放送を長年担当していたこともあり仕事の相棒として欠かすことのできない存在です。仕事でもプライベートでも腕時計をしないで出かけることはありませんし、時計への思い入れも人一倍強いと思います。実際数多くの時計を所有しています。なかでもセイコーは、海外で高い評価も得ている日本が誇る時計メーカーです。日本車と外国車と同じような関係性で、機械の持つ精度や信頼性の高さが素晴らしいですよね。私は端正な佇まいの時計が好みなので、グランドセイコーに行き着くんです。無駄がなくオーセンティックで見やすい文字盤。そして静かな佇まいは、手元にスッとなじみます。出すぎることなく、でもさまざまなシーンにきちんと寄り添ってくれる存在でよく手が伸びる1本です。このネイビー以外にも持っていますし、夫にも2本プレゼントしたことがあります。思い返せば私のファースト時計も両親から中学校入学時に贈られたセイコーのものでした。時計選びにおいて重要な端正さは、ダイヤモンドがセットされたものでも同じです。オーバルフェイスの時計もとても好きで、このティファニーには一目惚れ。オーバルにしては大きめのミドルサイズのフェイスが、エレガントすぎず見やすさと美しさを兼ね備えています。格式のある装いにもふさわしいドレスウォッチであると同時に、私の定番である黒のタートルネックや白いシャツに、耳元に一粒パール、そして手元にはこの時計を巻くと、シンプルだけれどほどよいドレス感が生まれ大好きなスタイルが完成します。時計はそれぞれに雰囲気があるので、どれも愛着がありますし、魅力ある時計にまだまだ出合いたいと思っています。

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左の、ティファニーのバングルはパヴェダイヤの美しさが際立つシンプルなデザインで、愛用する時計と相性が良く出番も多いジュエリー。スクエアカットにこだわったダイヤのピアスと指輪のセットは、凛とした佇まいが気に入っているそう。友人デザイナーが作るジュエリー マサヨによるオーダーメイド。右のティファニーのオーバル時計はダイヤモンドはベゼルのほか、留め具にもあしらわれ繊細な輝き。日常のファッションになじみやすいように、ベルベットからレザーベルトへと変更。

※私物のため、ブティックへのお問い合わせはご遠慮いただきますようお願いします。

現在購入できる新作ウォッチ&ジュエリー

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時計「Elegance Collection SBGX349」(SS)¥473,000/グランドセイコー(グランドセイコー専用ダイヤル)

Profile 安藤優子

ジャーナリスト。長年報道番組を担当。その傍ら、2019年に上智大学大学院で博士号を取得。現在、テレビ出演や講演、大学の客員教授など多方面で活躍を続けている。

問い合わせ先:

アオイ

03-3239-0341

グランドセイコー専用ダイヤル

0120-302-617(フリーダイヤル)

https://www.grand-seiko.com/jp

*「フィガロジャポン」2025年1月号より抜粋

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