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白いスニーカーを「オキシ漬け」したら…え、失敗!?黒ずんでますけど!!意外な原因に気づいて学んだ件

  • 2024.11.20

“漬けておくだけで汚れが落ちる“と根強い人気の「オキシ漬け」。スニーカーもオキシ溶液に漬けておくだけで真っ白♪と思っていたら…えーっ!なんで余計に汚くなるの?なんと白いスニーカーが黒ずんでしまったんです(泣)。今回は筆者の失敗談から、正しいスニーカーのオキシ漬け方法と、気をつけたいポイントを紹介します。きちんと使えばとっても便利なオキシクリーン。ぜひ最後まで読んで、同じ失敗をしないでくださいね。


今さら聞けない「オキシクリーン」とは?



オキシクリーンとは酸素系漂白剤です。お湯に溶かすことで酸素の泡が発生し、頑固なシミや汚れを一気に落とします。キッチンの油汚れ、浴槽の汚れ、皮脂汚れ、茶渋や衣類の黄ばみなど、家庭にあるさまざまな汚れに効果があります。塩素系洗剤とは違い、酸素の力で汚れを落とすため、素材が傷みにくくツンとした臭いがしないのもうれしいポイントです。

とっても便利なオキシクリーンですが、使えない素材もあるので注意しましょう。

【オキシクリーンが使えないもの】
・ウールやシルクなど水洗いできない繊維
・革製品
・ドライクリーニングのみと表示された衣類
・宝石類
・金属全般
・金属製の付属品
・ラテックス塗料
・ジュートやチーク材
・仕上げ木材

※金属に溶液がついた場合は、すぐに水で洗い流してください。

オキシクリーンの正しい使い方



【使うもの】
・オキシクリーン
・お湯(40〜60℃のぬるま湯)
・金属製以外のバケツ
・ゴム手袋
・ブラシなど

【オキシクリーン溶液の作り方】
①40〜60℃のお湯を容器に入れる
②2Lに対し付属のスプーン1/2杯(14g)を入れる
③オキシクリーンが溶けきるまでよく混ぜる

●注意点
・オキシクリーンは40〜60℃で最も効果を発揮します。温度が冷たいとオキシクリーンが溶けきらず、熱すぎると効果が出る時間が短くなってしまいます。より高い効果を発揮するためにも、適温のお湯で十分溶かしてから使用してください。
・溶かしたときに発生する酸素は人体に無害ですが、吸い込まないように注意し換気しながら使用しましょう。
・肌荒れする恐れがあるため、オキシクリーンを素手でさわらないようにしてください。

オキシクリーンを溶かすと出るのは「酸素」。なので有害な気体が出るわけではないですが、使うときには熱気や湯気を吸い込むのは好ましくないので、換気は必ず行ってください。

5年履いている無印良品のスニーカー



こちらは、5年ほど毎日のように履いている無印良品のスニーカーです。1か月前に中性洗剤を使い、ブラシでしっかりこすり洗いしました。でもなんだかくすんでいるのが気になります…。



特にヒモの周辺は汚れがたまりやすく、真っ黒になっている箇所もあります。これはオキシ漬けのやりがいがありますね〜。それではオキシ漬け開始です♪

バケツにオキシ溶液を作り、6時間漬けおきする



バケツに40〜60℃のお湯を入れ、オキシクリーンを入れて粒が残らないようしっかり混ぜて溶かします。(混ぜるときは、火傷しないよう注意してくださいね)

今回は、2Lほどのお湯に付属のスプーン1/2杯強のオキシクリーンを溶かしました。



溶け切ったのを確認したら、スニーカーを入れて放置。けっこう汚れていたので、最長の6時間漬けてみようと思います。


白くなるはずが…黒ずんでるっ?

6時間オキシ漬けしたあとスニーカーを取り出してみたところ…



あれ?白くなるどころか、黒ずんでない?



アップで見ても、やっぱり黒くなってる!ゴム部分はきれいになっていますが、布のところは黒ずんでしまいました!なんで〜(泣)

もう一度同じようにオキシ漬けしてみましたが、結果はまったく変わらず、黒ずみはそのままでした…。

原因は“そもそも水洗いできないスニーカー“だった!

スニーカーが黒ずんでしまった原因を知りたくて、オキシクリーンの販売元である(株)グラフィコに問い合わせてみました。その原因はなんと…

“無印良品のスニーカーは水洗いできないから“

オキシクリーンのせいではなく、水洗いできないスニーカーを洗ったため、黒ずみが出てしまったのです!

そもそもオキシクリーンはお湯に溶かして使用する洗剤のため、水洗いできるもの以外には使用できない旨が記載されています。



わたしは「布製のスニーカーならすべて水洗いできるでしょ」と安易に思ってしまったため、無印良品のスニーカーが水洗いできるかを確認していませんでした。

今までは中性洗剤で洗っていたので、泡が邪魔して黒ずみが出ていたことに気づかなかったのかもしれません。でもよく考えてみると、1か月前に洗ったときも、なんだかくすんでいました…。こ、これは100%わたしが悪いです…!

オキシクリーンを使用する際は、水洗いできるか確認しよう!

今回は、オキシクリーンの使い方をしっかり確認しなかったために、スニーカーが黒ずんでしまいました。オキシクリーンは衣類のシミやお風呂のカビなど、さまざまな汚れが落ちる便利な洗剤です。しかし、正しい使い方を守らないと、くすみや黒ずみが出ることもあります。

黒くなった無印のスニーカーは、ブラシに石鹸をつけてゴシゴシこすり、なんとか履ける状態にしました。



無印良品のスニーカーは、ブラシで軽くこするか、薄めた中性洗剤で拭いたあとに水で濡らした布で拭き取るのがいいそうです。

次回からは、“水洗いできるか“をしっかり確認してオキシ漬けしたいと思います。ポイントを押さえれば、オキシクリーンは本当に便利!ぜひ、正しい使い方で活用してみてくださいね♪

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