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「東京タワー」のみどころを徹底解説! 展望台の楽しみ方や最寄り駅、料金は?

  • 2024.12.1

東京のランドマークの一つである「東京タワー」。東京のシンボルであり、観光スポットとして根強い人気を誇っています。そんな高さ333mのタワーは、あらゆる場所から目視できても、タワー内の楽しみ方は意外と知られていないのではないでしょうか? そこで、東京タワーのみどころや楽しみ方、気になるアクセスなどをご紹介します。

東京タワーはなぜこの色になったの…?

るるぶ&more.編集部

港区芝公園に位置する東京タワー。昭和33年(1958)に開業して以来、東京のランドマークとして人々に親しまれてきました。

そんな東京タワーですが、ビルの間からのぞく2色のカラーが目を引きますよね。実は、赤×白に思われがちですが、インターナショナルオレンジ×白の組み合わせなんです。

一定の高さ以上の建物にはこの色を用いなければならないと航空法で定められているため、この色になったのだそう。

展望台は2カ所! 入口からタワー内部までご紹介

るるぶ&more.編集部

東京タワーの真下は「フットタウン」というショッピング施設になっていて、その1階に東京タワーのチケット売り場があります。

さっそく展望台へ向かうべく、チケット売り場に近い正面入口を目指します。

東京タワー
チケット売り場
東京タワー
東京タワー

入ってまず目に入るのは、存在感のある大きな照明。ホテルのロビーのようなリッチな雰囲気に驚きます。

るるぶ&more.編集部

まずは、チケット売り場でチケットを購入。東京タワーには「メインデッキ」(高さ150m地点)と「トップデッキ」(高さ250m地点)の2つの展望台がます。

「トップデッキ」へは「トップデッキツアー」の参加が必須です。なお、「トップデッキツアー」の参加者は「メインデッキ」にも行けるため一石二鳥!

「メインデッキ」までにするかさらに上の「トップデッキ」まで行くか、決めてからチケットを購入しましょう。
ラウンジで集合し、専任アテンダント付きの貸切エレベーターでメインデッキに向かう「TOKYO DIAMOND TOUR」も要チェック!

チケット料金

チケット種別 大人

メインデッキ(150m) 1500円

トップデッキツアー(150m&250m) WEB事前予約 3300円

当日窓口購入 3500円

TOKYO DIAMOND TOUR

(150m&250m+ラウンジ) 7000円

最上階の展望台! 贅沢な時間を過ごす「トップデッキツアー」へ

るるぶ&more.編集部

今回は「トップデッキツアー」をチョイスしました!

ツアーの所要時間は約40分。ツアー参加者のみが楽しめる特別な時間をご紹介します。

案内に沿ってロビー正面のエレベーターに乗り、中間地点の「メインデッキ」を経由。

エレベーター内ではエレガントな紫の制服を着たスタッフさんがアテンドしてくれます。
このエレベ―ターは高さ150mの「メインデッキ」まで、なんと45秒で到着するのだそう。

るるぶ&more.編集部

エレベーター内はダウンライトのなか、天井の照明が七色に光ります。音楽が流れ、次第に外が見えてくる瞬間は高揚しますよ。

るるぶ&more.編集部

あっという間に「メインデッキ」に到着です。各国の言葉でタワーが描かれたウェルカムボードがお出迎え!

るるぶ&more.編集部

「トップデッキツアー」の参加者は、足元の矢印にしたがって進みます。

東京タワー
東京タワー

「トップデッキツアー」の入口に到着! チケットに記載されている時間までに入口前で待機しましょう。

東京タワー
東京タワー

ゲートをくぐると、「タワー・アーカイブス」が。ここでは、東京タワーの建設時の姿をスタッフさんがアテンドしてくれ、建設当初の東京タワーへ思いを巡らせることができます。

次の部屋はツアー参加者だけが知ることのできる「メモリーズ・ライブラリー」。内容はぜひご自身の目で確かめてみてください!

るるぶ&more.編集部

そして、エレベーターで経由地点の「紅葉館~Maple Club~」へ。ここで「トップデッキ」へのエレベーターに乗り換えます。

シックで落ち着いた雰囲気は、現代の東京タワーを表現しているのだとか。ゆったりと東京の景色を堪能できる場所でもあります。

東京タワー
「紅葉館~Maple Club~」

突然広がる和風の空間に驚き! かつてこの地にあった著名人の社交場「紅葉館」を再現したエリアが広がります。

なお「紅葉館~Maple Club~」は、東京タワーの鉄骨と東京の街並みが同時に見られる場所。大きな窓で開放感があり、夜には建物の光が星空のように見えるとあって、広報の方もイチオシの場所なんだそう!

るるぶ&more.編集部

さらに、記念写真を撮ってもらえるサービスも。新聞をイメージしたモノクロ写真が1枚無料で撮影&プレゼントしてもらえちゃうんです。カラー希望の場合は引き換え時に購入(1500円~)を。

写真の引き換え&購入場所は「フットタウン」の3階なので、忘れずに立ち寄ってくださいね!

るるぶ&more.編集部

「トップデッキ」行きのエレベーターに乗り、いざ出発です。

どんどん東京の街が小さくなり、150mの「メインデッキ」よりも、空に近づいている感覚を味わえます。

東京タワー
「トップデッキ」

いよいよ高さ250mの「トップデッキ」に到着しました。2024年にリニューアルし、さらに美しい内装が楽しみの「トップデッキ」は360度ガラス張りで、東京の街をぐるりと一望できますよ!

るるぶ&more.編集部

南東方向には東京湾やレインボーブリッジまで眺められます。

よく晴れた日だと、南西の方角に富士山が見えるそうです!

東京タワー
東京タワー

内装は、ミラーが壁や天井にシンメトリーにはめ込まれていて非日常的。東京タワーの未来を感じる場所になっています。

景色がミラーに写り込むのもきれいです。

東京タワー
東京タワー

夜になると、足元にあるカラーのLEDライトがミラーに反射することで、一層幻想的な空間に。

日中とは違った表情をぜひ楽しんでみてください。

開放的な空間で東京を一望できる展望台「メインデッキ」

るるぶ&more.編集部

「トップデッキ」を楽しんだあとはエレベーターで降下し、高さ150mの「メインデッキ」へ。「メインデッキ」には1階と2階があります。天井も高く、広々とした空間が魅力です。

るるぶ&more.編集部

「メインデッキ」からの景色も「トップデッキ」に引けをとりません。何より、広々とした空間でゆっくり眺められるのがうれしいポイント♪

るるぶ&more.編集部

「メインデッキ」1階には、足元がガラスになっているエリア「スカイウォークウィンドウ」があります。そこから見下ろすと、車も人も米粒サイズ! 高いところが得意な人はぜひ、ここからタワーの高さを体感してみてください。

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なんと「メインデッキ」2階には神社もあります。この「タワー大神宮」は、恋愛成就・合格祈願にご利益のある由緒正しい神社です。

東京23区内で一番高いところにあるので、神様にもお願いが届きやすいはず!? 毎年受験シーズンには受験生が大勢訪れるそうですよ。

タワー大神宮
タワー大神宮

御朱印300円には東京タワーのイラストが描かれています。季節ごとにイラストも変わるので、各時期に訪れてみたくなりますね。

■タワー大神宮(たわーだいじんぐう)
場所:東京タワー メインデッキ2階
TEL:03-3433-5121
参拝時間:メインデッキの営業時間中
https://towerdaijingu.tokyotower.co.jp/

るるぶ&more.編集部

さらに「メインデッキ」2階には郵便ポストも。

このポスト限定の、東京タワーのイラスト入りのスタンプを押してもらえますよ。ぜひ、東京タワーの展望台を訪れた記念として利用してみては?

高さ150mで楽しむ“東京タワーグルメ&おみやげ選び”

るるぶ&more.編集部

「メインデッキ」1階には軽食やドリンクを販売する「カフェ ラ・トゥール」があり、ソフトクリームやドリンク、ホットドックなどのメニューが楽しめます。

東京タワー カフェ・ラトゥール
東京タワー カフェ・ラトゥール

かわいいノッポンのもなかが付いた「ソフトクリーム」580円が一番人気! 地上150mからの景色を眺めながら食べるソフトクリームは格別です♪

東京タワー カフェ・ラトゥール
東京タワー カフェ・ラトゥール

東京タワーの写真付きのオリジナルタワーカップで「フロートドリンク」580円~をいただくのもおすすめです。

■カフェ ラ・トゥール(かふぇ ら・とぅーる)
住所:東京タワー メインデッキ1階
TEL:070-4080-9810
営業時間:9時30分~22時30分(22時LO)
定休日:無休

るるぶ&more.編集部

お次は「メインデッキ」2階の東京タワーオフィシャルショップ「THE SKY(ざ すかい)」へ。

ここではさまざまなおみやげが購入できます。

るるぶ&more.編集部

こちらはおみやげの中でも特におすすめだという、東京タワーの形をした「ミネラルウォーター」1本410円。

手軽に買える粋なおみやげとして大人気なのだそう!

東京タワーベアぬいぐるみ(S) 2750円
「東京タワーベアぬいぐるみ(S)」2750円

こちらの「THE SKY」限定のベアも人気商品! オフィシャルショップは「フットタウン」にもありますが、このベアは「メインデッキ」限定商品です。

■TOKYO TOWER OFFICIAL SHOP THE SKY(とうきょうたわー おふぃしゃる しょっぷ ざ すかい)
住所:東京タワー メインデッキ2階
TEL:03-3433-5111
営業時間:9時〜22時30分
定休日:無休

「フットタウン」の楽しみ方はこちら!

るるぶ&more.編集部

まずご紹介するのは「フットタウン」3階にある「TOWER GALLERY(たわーぎゃらりー)」。貴重な資料展示や、各種企画展を定期的に開催しています。

るるぶ&more.編集部

シンプルかつ洗練された空間で、東京タワーに関する資料や作品をじっくり鑑賞できます。ぜひ訪れて、東京タワーの新たな魅力を再発見してみてくださいね。

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また、同じく「フットタウン」3階には、東京タワーのオフィシャルショップ「TOKYO TOWER OFFICIAL SHOP GALAXY(とうきょうたわー おふぃしゃる しょっぷ ぎゃらくしー)」が。「THE SKY」よりも広々とした店内で、じっくりとおみやげが選べます。

るるぶ&more.編集部

食べ物から雑貨まで、さまざまなおみやげがずらり。人気ランキングも掲示されているので、迷ったらぜひ参考にしてみてください。お気に入りのおみやげがきっと見つかるはず!

■TOKYO TOWER OFFICIAL SHOP GALAXY(とうきょうたわー おふぃしゃる しょっぷ ぎゃらくしー)
住所:東京タワー フットタウン3階
TEL:03-3433-5111
営業時間:9時~22時45分
定休日:無休

東京タワー フットタウン
東京タワー フットタウン

「フットタウン」の屋上には「メインデッキ」への外階段の出入口があり、塔脚を真上に見上げることができる、爽快なエリアです。屋外イベントが開催されることも。

外階段へは、1階で「メインデッキ」のチケットを購入してから登りましょう。

るるぶ&more.編集部

階段で登ると、東京タワーのオリジナルカードがもらえます。カードのデザインはランダムなので、集めるために何度もチャレンジする方がいるのだとか。ぜひ挑戦してみては?

「フットタウン」には、ほかにも飲食店やおみやげショップ、屋内テーマパークなどが充実して、一日中楽しめますよ!

気になるアクセスは? 駐車場は?

るるぶ&more.編集部

東京タワーは6つの駅を最寄りとしていて、アクセス抜群。それぞれの駅をご紹介します。

・都営大江戸線 赤羽橋駅 赤羽橋口 徒歩5分
・東京メトロ日比谷線 神谷町駅 1出口 徒歩7分
・都営三田線 御成門駅 A1 徒歩6分
・都営三田線 芝公園駅 A4 徒歩10分
・都営浅草線 大門駅 A6 徒歩10分
・JR浜松町駅 北口 徒歩15分

都営大江戸線赤羽橋駅や都営三田線芝公園駅方面からは急な坂道になっているのでご注意を。

るるぶ&more.編集部

車の場合は隣接する有料駐車場があります。地上駐車場と地下駐車場で合計150台ほどが停められるので安心です。バイクや自転車が停められる駐輪場もあります。

ライトアップは2種類! タイミングと時期は?

ランドマークライト 冬バージョン
「ランドマークライト 冬バージョン」

東京の夜景に欠かせない存在である東京タワーですが、ライトアップは大きく2種類に分かれています。

一つは「ランドマークライト」、もう一つは「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」です。

「ランドマークライト」は通常のライトアップで、涼しげな「夏バージョン」と暖かい色合いの「冬バージョン」の2パターンがあります。夏バージョンに切り替わるタイミングは毎年7月7日の七夕の夜から。注目してみてくださいね。
※雨天により日時変更の可能性あり

(写真左)ランドマークライト 冬バージョン (写真右)インフィニティ・ダイヤモンドヴェール
「ランドマークライト 冬バージョン」(写真左)、「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」(写真右)

「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」は、268台のLEDライトひとつひとつの光で無限の光色パターンを描き出すライトアップ。

そのほかにも、毎月の満月の夜だけの特別なライトアップや、イベント限定カラーも登場します!

東京タワーを見るなら? 広報さんおすすめスポット

るるぶ&more.編集部

東京タワーを撮影しに来たものの、綺麗に全体像を撮れる場所がわからない…という人もいるのでは?

そこで、広報さんにおすすめの場所を聞いてみると「大江戸線赤羽橋駅の赤羽橋口を出てすぐの場所がおすすめです!」とのこと。

東京タワーへの最寄り駅なので、行きや帰りに写真を撮ってみるのもいいかもしれません。

るるぶ&more.編集部

自然とのコラボを楽しむなら、大江戸線赤羽橋駅からすぐの都営三田線芝公園から眺める東京タワーも素敵です。春は桜とのコントラストもきれいなんですよ。

今回は、東京タワーの楽しみ方やみどころ、気になるアクセス方法などをご紹介しました。長年、東京のシンボルとして輝くスポットですが、何度でも訪れたい魅力が詰まっています。観光としても、日常のおでかけとしても、東京タワーを堪能してくださいね!


Licensed by TOKYO TOWER
https://www.tokyotower.co.jp/

Photo・Text:土井彩寧(vivace)、川鍋 昌美

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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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