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ドレスはノーブランド。アンジェリーナ・ジョリーのヴィンテージ愛あふれるレッドカーペットルック

  • 2024.11.19
15th Governors Awards - Arrivals

2024年のガバナーズ賞授賞式レッドカーペットは、期待通り華やかなルックに身を包むセレブたちで埋め尽くされていた。ボッテガ・ヴェネタBOTTEGA VENETA)のボディコンドレスを纏ったジェニファー・ローレンスヴァレンティノVALENTINO)の最新コレクションで発表されたアンサンブルを着用したエル・ファニングセリーヌCELINE)のガウンで出席したニコール・キッドマンなどなど、ほとんどのゲストが有名メゾンによるルックで参加した中、アンジェリーナ・ジョリーは趣きの異なる装いと家族同伴で現れた。

2024 Governors Awards

映画『マリア』で主演を務めているジョリーは、16歳になった息子のノックスを引き連れてレッドカーペットに登場。ノックスはタキシードを、ジョリーは70年代風のゴールドとオフホワイトを基調にしたホルターネックのコラムドレスを着こなしていた。

ジョリーほどのスターになれば、好きなブランドを好きなようにレッドカーペットで着られるはずだが、ダイヤモンドのネックレスと大ぶりなドロップイヤリングと見事にマッチしたこの日のドレスは、実はロサンゼルスにあるブティック「The Kit Vintage」で調達したノーブランドのヴィンテージ品というから驚きだ。

15th Governors Awards

「私たちにとってこの瞬間がなぜこうも貴重なものだったかというと、彼女がいかに真のヴィンテージ愛好家であり、ファンであり、後援者であるかを知っているからです。アンジェリーナは毎回、一人で私たちのブティックを訪れます」と「The Kit Vintage」のオーナーのロビン・ゴールドバーグはインスタグラムで綴った。「コレクションにとても真摯に向き合って、どのピースも自分で選びます。何を選ぶべきか手取り足取り教えてくれるスタイリストを引き連れてきたことも、テレビ電話越しに友人のアドバイスを求めたことも、ただの一度もありません。ヴィンテージ品に囲まれて、自分が着てみようと思ったものにインスパイアされているのです」

そのインスピレーションを大切に、来たるアワードシーズンではどんなルックの数々を見せてくれるのだろう。少なくとも、何を纏おうと視線を集めることは間違いない。

Text: Hannah Jackson Adaptation: Anzu Kawano

From VOGUE.COM

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