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3児のママ・鈴木亜美が意識している、子どもたちの「自己肯定感」をアップする方法

  • 2024.11.19

まずは私自身がポジティブでいるように

こんにちは、鈴木亜美です。育児をする上で「自己肯定感を育むことが大事」だとよく言われますよね。自己肯定感って捉え方が難しいなとも思うのですが、今回は私なりに自己肯定感について思うことや、育児にどう生かしたいかなどをお話ししますね。我が家では、子どもたちがどうというより、まずは私自身がポジティブでいることを心がけています。子どもって親をよく見ているので、こちらが怒って不機嫌だと、嫌な気分になって自分を否定してしまったり、何もしたくなくなったりするんじゃないかなと思うんですよね。こちらが楽しそうに接することで、子どもたちも自分が尊重されていると感じて、それが何事も頑張ることや、やる気につながるんじゃないかなと。例えば、学校に行き渋ったりしたら、その気持ちは否定せずに受け止めつつ、「でも学校ってこんなところが楽しいよね?」などと前向きな話をします。「お友達が待ってるよ」と学校の友達の話を振ってみたり。普段からプラス思考になれるような言葉がけをすることで、「自分なんてダメだ」みたいな気持ちを持たずに済むのかなと思います。どんなことも前向きに捉えて、自分はあれもできるし、これもできるじゃんと思えることこそが、自己肯定感が高いってことなんじゃないかなと私なりに考えています。

前向きな言葉がけで、子どもたちに自信をつけさせたい

前向きな言葉がけって他でもなく、親がしてあげるしかないと思うんですね。私は、例えば息子が「明日の授業が嫌なんだよね」など言い出したら、「今はどんな授業してるの?」と詳しく聞きます。そして「それどうやって勉強するの? ママに教えて」と息子に教えてもらうように促すことも。すると、子どもなりに授業でこういうことをしていて、これがこれで……と話してくれるんです。それを聞いたら「すごいじゃん、ママ絶対できないよ! そこまでわかってるならバッチリだよ」としっかり褒めます。教えてもらったり、話を聞いて褒めたりできると、子どもが自信をつけられるんじゃないかなと思います。「周りのみんながすごくて、叶わないんだよね」などと自分と友達を比べて、自分はダメだと落ち込んでしまうこともあると思います。そんなときは、「上手な子の中でできるなんて、自分も成長できるからラッキーじゃない?」と、ここでも前向きになれるように持って行ったり。あとは、どうしたら追いつけると思うか、一緒に考えたりもします。大人の押し付けではなくて、あくまで子どもが自分で考えることで自信につながるんじゃないかなと。自己肯定感アップのためには、子どもが自信をつけることがすごく大事だなと感じますね。

自己肯定感がアップしたのは仕事を始めてから

私自身は、子どもの頃から自己肯定感が高かったわけではないと思います。本当の意味で自分を確立できたのは、仕事を始めてからじゃないかなと。昔は、「自分には無理」「できない」と思い込んでいたことも多かったんです。でも仕事で最初は歌うことからスタートして、ドラマやラジオ、バラエティにもチャレンジして。いろいろな仕事をする機会に恵まれたときに、不安に思いながらもやってみると楽しかったんです。もちろん、うまくできないこともたくさんあったのですが、チャレンジしたことに後悔はなくて、やってよかったなと思うことばかりだったんですよね。何でもやってみることのデメリットって、特にないなと思うんです。そんな自分の経験があるからか、本人の意思が一番だとは思いますが子どもたちにもいろいろとチャレンジしてほしいし、やる前からこれは無理だからと諦めてしまうのは寂しいなと思います。軽い気持ちでもいいからいろいろなことに挑戦して、経験を積み重ねることで、自己肯定感もさらに上がっていくんじゃないかなと思います。鈴木亜美

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取材・文/野々山幸(TAPE) 構成/岩崎幸

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