30年以上にわたり有名人として生活を送ってきたヴィクトリア・ベッカムは、お忍びコーデの組み方を熟知していると言っても過言ではない。
そんな彼女が最近、ぐっと冷え込んだパリのストリートで目撃された際に着用していたのは、自身が手がけるヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)2024-25年秋冬コレクションのトレンチコート。スタンドカラーはフラットにして着ることもできるが、あえてタートルネックのように立てることで顔半分をしっかりとカバー。さらにオーバーサイズのアビエーターサングラスをかけ、暖かさとプライバシーを保つという徹底ぶりだ。
また、コート以外のアイテムにもヴィクトリアならではのこだわりが。ボトムに選んだハリのある白のワイドパンツは、プラットフォームヒールの高さによって地面に着くか着かないかといった絶妙な丈感にコントロールされており、完成したルックには文字通り隙がない。
顔はほとんど見えないお忍びコーデとはいえど、ひと目でそれとわかる特徴的なシグネチャースタイルと隠しきれないオーラ故に、彼女はどこにいても見つけられてしまいそうだ。
Text: Hannah Jackson Adaptation: Motoko Fujita
From VOGUE.COM
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