肌が汚い男性は恋愛対象外⁉ 実は容姿より重要な『肌質』を劇的に改善させるスキンケア方法

年齢=彼女なしのさえない青年「ミタカ（24）」は、初彼女を作るためにインスタを開始し、自分磨きをする姿を発信しました。超モテの姉やフォロワーのアドバイスを元に、ファッション・スキンケア・肉体改造・メンタルなど、あらゆることに挑戦する姿が話題となり、開始半年でフォロワーは20万人を突破。先日、ついに彼女ができたことを発表し、多くの祝福が寄せられました。そんな彼の自分磨きの記録を綴ったエッセイ『初めての彼女を作るために姉とフォロワーさんに相談しまくった自分磨きの話』から厳選して全6回連載でお届けします。今回は第3回。「絶対的に肌質が向上した」と実感したスキンケア方法とは⁉

スキンケアを学ぶ

自分磨きをすると決めて姉に相談したとき、こんなことを言っていた。

姉：

「肌が汚い人を男性として見られない。秒で恋愛対象じゃなくなる」

またそんなこと言って。どんなに肌が汚くても、イケメンなら許されるんじゃないんですか？と疑いの目を向けていたのだが、どうやら女性の多くは生まれ持った容姿よりもこれを重要視しているらしい。フォロワーさんからもスキンケアについての指摘や感想をいただき、姉と同様のコメントを送ってくださる方もたくさんいた。ありがたい。

肌が大事だというのは聞いたことがあったし、ケアしたほうがいいんだろうなとは思いつつも、正しい方法を調べたことはまるでない。方法を調べる前に取り組んでいた僕のスキンケアは次のとおり。

① 化粧水を３秒くらい顔にぺたぺたする。

② その後、乳液を２秒くらいぬりぬりする。

以上。わ～なんて簡単なツーステップなんでしょう！ まったく何もやっていなければ、もっと危機感が高まったかもしれないけど、僕の場合は中途半端に化粧水や乳液に手を出していたので、「美容に気を遣っている」と勘違いしていた。こんなに適当にやるなら、いっそやらないほうが潔い。

スキンケアを見直すにあたって、まずは自分の肌タイプを知るところからスタート。スキンケアのことを知らなかった僕でも、無印良品などに行くと肌のタイプに合わせたスキンケア用品が並んでいたので、なんとなく「人によって違うのね」くらいの感覚は持ち合わせていた。

チャート診断で簡単な質問に答えていくと、僕の肌は普通肌ということが分かった。

次に取りかかったのは、スキンケアの手順についての調査。その結果、僕が行っていたお手軽なツーステップスキンケアは次のように進化した。

①洗顔前に手を洗う。

これは盲点だった。手で洗うんだから当然といえば当然なのだけど、自分一人では絶対に思いつかない。美容の先人たちよ、ありがとうございます！

②ぬるま湯で予洗い。

33℃前後がベストということだったので、給湯器で設定して毎朝洗顔している。文明が発展しているおかげで、今日も適温で顔が洗えます。

③洗顔は泡で優しく行う。

手でゴシゴシしないと洗った気にならないと思っていたが、全然そんなことはなかった。むしろ時間をかけて洗うようになるので、よりスッキリ感がある。

④化粧水は浴びるほどかける。

スプレーボトルタイプの化粧水がおすすめ。全体に行き渡る効果以外にも、単純に気持ちがいい。霧状の細かい水分ってなんであんなに癒されるんでしょう。

⑤乳液は10円玉大を手に取りなじませる。

一度、実際に10円玉を取り出してみてほしい。自分が頭の中で思い描いている10円玉よりも大きいはず。ちなみに僕は今まで５ミリくらいしか使っていませんでした。乳液はベタベタしているから少量でいいだろうと勝手に思い込んでいたが、しっかりめにつけるのが適量らしい。

基本的な流れは以上。手順は増えたが、絶対的に肌質が向上した……と思う。スキンケアに関しては、毎日のことだから簡単でいいだろうではなく、毎日のことだからていねいにしよう。そんなふうに考え方が変化した。

今でも情報収集は続けていて、自分に合ったスキンケアの方法を模索しているところだ。ただ、今まで手を抜いた分の汚れが蓄えられているので、また新たな作戦を考えなければいけないだろう。

＜第4話に続く＞

＜プロフィール＞ミタカ

24年間彼女なしの社会人。2023年11月、初の彼女を作るべく、その記録のためにInstagram （@mita_ka_life）を始める。開設後半年で20万フォロワーを突破。自⾝の姉やフォロワーからのアドバイスをもとに、自分磨きを頑張っている姿を綴った『初めての彼女を作るために姉とフォロワーさんに相談しまくった自分磨きの話』（KADOKAWA）が好評発売中。