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「大切にする義務はない」育児放棄夫が家族と再構築を。豹変した夫の末路は?<夫を産んだ覚えはない>

  • 2024.11.19

ナツコさんは、夫のケンタと息子のハル太の3人家族。育児を自主的にしようとせず、子どものような言動をとるケンタに悩んでいました。義実家でケンタと話し合うことにしたナツコさん。開き直るケンタでしたが、ケンタの兄セイジから説教されたことで深く反省します。結局、ナツコさんは実家に帰ってしまい、ケンタは信頼を取り戻すために育児の勉強を始めました。2週間後、ナツコさんから離婚届を渡されるケンタ。もう一度チャンスがほしいと懇願するケンタに、ナツコさんは葛藤しながらも家に戻ります。家に帰ると、ケンタは積極的にハル太の世話をし、苦手だった寝かしつけにも挑戦。ハル太もケンタに対して笑いかけるようになり、ケンタは涙を流しながら2人と一緒にいたいと伝えて……。

今までのケンタから、自分やハル太に対する愛情を感じられなかったナツコさん。しかし、生まれ変わったように育児に向き合うケンタを見て「本当にもう一回、信じてもいいの?」と泣きながら聞き……。

それから1年後、ケンタはハル太を連れて公園へ。ナツコさんとケンタはお互いに感謝を伝え、幸せそうに生活していました。

もう一度夫を信じると決めた妻。その後…

1年後、ケンタは家族との時間を増やすため転職しました。ナツコさんも働き始めて、ケンタは心底家族はチームなのだと痛感したようです。

親になるとしんどいこともありますが、それを吹き飛ばすほどの幸せがあるということを知ったケンタ。さらに、それは育児に真剣に向き合わなければ得られないと実感します。周りに支えられて初めて親にしてもらえることを強く感じたケンタは、ナツコさんに「親にしてくれて、ありがとう」と感謝を伝えるのでした。

育児するうえで、家族はチームだと気づかされたケンタ。これに気づけたのは、ケンタが育児に真剣に向き合ったからでしょう。子どもと一緒で、親も初めてのことだらけ。逃げるのは簡単ですが、向き合わないと得られないものがたくさんありますよね。

これからも、お互いに尊敬の気持ちを持ちながら話し合い、自分たちに合った家族の形を築いていけるといいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター よういち

ベビーカレンダー編集部

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