体脂肪だけを狙って落とし、見た目を変える方法とは

糖質制限やファスティングといった「食べないダイエット」で結局リバウンド、ジム通いにウォーキング、ワークアウト動画も試したけれど続かなかった。あらゆるダイエット法を試しては挫折し、気づけば痩せにくい体に…。

そんな年季の入ったダイエット難民の間でジワジワ支持を広げているのが、体脂肪専門家くどうさんの提唱する「キツい食事制限も運動もなしで、体脂肪だけを狙って落とす！」体脂肪特化ダイエットです。

2022年よりダイエット講座の運営をスタートし、わずか2年で累計600名以上の講座生を直接指導してキレイやせに導いてきたくどうさん。自身の動画配信チャンネルや公式SNSでも発信してきた「くどう式」ダイエットの特長は、食事メインで体脂肪を落とすことに特化している点。といっても、食べることを制限したり、特定の食品だけを食べたりする方法ではありません。

きちんと食べてちゃんと満足感を得ながら、代謝のいい体を作っていくことを目標に、理論的に正しい戦略を実践していくだけだそう。

実際にくどう式ダイエットで大きな変化を遂げた講座生のビフォーアフター写真がこちら。

さまざまなダイエットを試してはリバウンドすることを45年間繰り返してきたという、64歳のKさん。そんな彼女が実践したのが、くどう式体脂肪特化ダイエットの6つの戦略です。

戦略1は「体脂肪が落ちるメカニズムを理解する」。

食事制限をすれば体重が1日や1週間で減ることもあるが、そのほとんどが水分と内臓に蓄えられる内容物だそう。

食事量を戻せば、体重も簡単に元通り。ダイエットで重要なのは、体重ではなく体脂肪を落とすことです。そのためには、摂取カロリーが消費カロリーを下回る「アンダーカロリー」という状態を、必ず作る必要があるようです。

ちなみに体脂肪3kg分は下の写真の大きさ。これだけの体脂肪が落ちれば、見た目も大きく変わるはず！

そして、アンダーカロリーを最大化できるのは、ハードな運動ではなく、毎日の食事。つまり戦略2の「食べてカロリーをコントロールする」ことが大切なんです。

しかし、極端に食事量を減らすと脳が飢餓状態と判断して、基礎代謝がガクッと落ちるので要注意。

1食あたり500kcal前後の定食スタイルにして3食きちんと摂る、食事管理アプリを使って摂取カロリーをチェックする。これだけで、適度なアンダーカロリーを継続して作れるそう。ちなみに1食約500kcalの食事がこちら。

思ったよりしっかり食べられることがわかりますよね。ポイントは、定食スタイルを心がけること。

戦略3の「PFCバランスを整える」では、たんぱく質（Protein）・脂質（Fat）・糖質（Carbohydrate）をバランスよく摂ることで、食欲が安定して代謝のいい体が作られるんだそう。

さらに、戦略4「間食をコントロールする」、戦略5「日常の活動量NEATを増やす」、戦略6「代謝リセットで燃焼体質に変える」なども、つらいガマンをすることなく日常生活に無理なく取り入れることで、ダイエットを成功に導くことができるんだとか！

企業で約10年間研究職に従事していたというくどうさんが提案する、体脂肪の落とし方はもちろん、脳科学や食行動学、心理学などさまざまな分野も猛勉強してまとめた、科学的にエビデンスのある「くどう式」ダイエットをぜひお試しください！

文＝田所佐月

著＝体脂肪専門家くどう／『代謝は落とさず脂肪だけ落とす、ずるい食べ方 体脂肪狙い撃ちダイエット』