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【編集部のハマりもの】11月解禁! ヌーボーはボジョレだけじゃない! 日本のおいしいワイン、山梨ヌーボーを現地で!

  • 2024.11.19

2024年は11月21日(木)がボジョレ・ヌーボーの解禁日(ちなみにボージョレ・ヌーヴォー、ボジョレー・ヌーボーなど、本来フランス語の発音をカタカナにしたものなので、どの表記も間違いじゃないそう)。夜中の0時にカウントダウンをするなど、以前のようには大騒ぎはしなくなりましたが、ワイン好きならやっぱり気になる今年のワインの出来。
日本のワインはというと、9月下旬から11月にかけて、各地のワイナリーから続々と新酒が解禁に。というわけで、11月3日に解禁になった山梨ヌーボーを解禁当日、現地で味わってきました!

山梨ヌーボーは毎年11月3日に解禁! 以降、各地でイベントが開催されています

11月3日は文化の日。祝日です。そして、毎年、山梨ヌーボーの解禁日!
山梨は、現在90社余のワイナリーが集中する国内最大のワイン生産量だそうで、日本が世界に誇るワイン県。
さまざまなワイン用のぶどう品種が栽培されていますが、そのうち、白ワイン用の甲州、もしくは赤ワイン用のマスカットベリーAで造られた新酒ワインだけが、「山梨ヌーボー」と命名されています。

※ちなみに、「ヌーヴォー(NOUVEAU)」とはフランス語で「新しい」という意味。ワイン業界では「当年産のワイン」を表し、その年に収穫したぶどうを醸造した新酒ワインのことです。

その山梨ヌーボーの解禁は毎年11月3日に決められていて、東京や名古屋、大阪など、全国から今年の味を楽しみに、山梨にワイン好きが集まります。
今回、私がお邪魔したのは、甲州市にある「勝沼ぶどうの丘」で開催された「かつぬま新酒ワインまつり」。
朝、特急かいじに乗り込み、「勝沼ぶどう郷」駅から徒歩で会場入りしました。

丘にあるので、景色も最高です!

2500円のチケットで、ワインの試飲10杯分! 新酒以外も飲めちゃいました

大人気イベントのため、まずはチケット購入の列に並びます。
初参戦なので、10分ほど列に並んでいる間にポスターでどんなシステムなのかをお勉強。2500円でグラスとチケット10枚。そのグラスに注いでいただくのですが、1枚で40cc、注いでもらえるので、たくさん飲みたい人は2枚出したり、チケットをシルバーコインに交換してもらい、新酒以外のワインを試してみたりもできました。会場にはフレンチレストランがあったり、ステーキやソーセージ、焼きそば、ピザなどの屋台販売があるので、お腹が減っても大丈夫! しかも、どのフードもめちゃくちゃおいしかったです。

シルバーコインでいただくワインには、新酒とは味わいが異なる1本5千円以上のどっしりしたワインも選べました

チケットを持って、各ワイナリーごとのブースに並びます。午前中から人でいっぱいでした

今年の甲州の新酒は、大好きな味

チケットを手に入れたら、早速の試飲開始!
スパークリングワインを出していたワイナリーには長い列が!もちろん、私も並んでスパークリングで乾杯! 昼前からのスパークリングワイン、おいしい―!
白ワインのなかで、今回、私の一番のお気に入りは、蒼龍葡萄酒株式会社の甲州。クリアで、何杯でも飲めそうな、上品な味わいでした。

マスカットベリーAってこんなにおいしいんだと驚き!

実は、赤ワインが得意ではない私。頭痛持ちで、赤ワインを飲むと頭痛がすることが多いので、なんとなく避けがちでしたが、せっかくだからといくつか試飲しました。
「え? 日本のワインって今こんなにおいしいの??」と、驚きの連続。
飲みやすいものから、しっかり味のものまで、ワイナリーごとに特色があって、「日本ワインはあんまり好きじゃないのよねぇ」なんて、思っている人にも、ぜひぜひ楽しんでほしいと思いました。
おいしい!おいしい!と飲んでいたら、10枚のチケットは、あっという間になくなってしまいました!!
まだまだ飲みたくなって、ランチ後はワイナリーに直接お邪魔して、さらに試飲を楽しみ、その日のうちに特急かいじで帰路に。

紅葉を楽しみがてら、山梨ワインの旅はいかが?

まだまだ山梨ヌーボーのイベントは山梨の各地で行われています。
昨年はシャトー・メルシャン勝沼ワイナリーの勝沼マルシェにお邪魔してすごく楽しかったので、今年はぶどうの丘に参加してみたのですが、
各ワイナリーや地域ごとのお祭りやイベントのほか、
11月17日にも甲府市でたくさんのワイナリ―のヌーボーが楽しめる「山梨ヌーボーまつり」が行われるとか。
昇仙峡や西沢渓谷など、紅葉スポットも盛りたくさんの山梨に、秋のレジャーがてら、公共交通機関で旅するもおすすめです。

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