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「あ、意識が飛びそう…」ワンオペ育児中、トイレで動けなくなった!娘を30分も泣かせてしまって!?

  • 2024.11.18

現在2歳の娘を育てています。娘が生後3カ月のとき、私がトイレで動けなくなくなってしまうという事態が起こりました。原因は、私が自分の体調管理を怠ったばかりに悪化した「便秘」。悪化し過ぎた便秘のせいで泣く娘のもとに駆けつけられず、本当に反省した出来事でした。

気づかなかった自分の便秘

娘が生後3カ月のとき、夫も忙しく、私はずっとワンオペの状態でした。初めての育児で手探り状態だったこともあり、常に自分のことより娘優先。そのため、そのときの私は自分の体に起こっていることにまったく気づきませんでした。

それは何かと言うと「便秘」。私は子どものころからひどい便秘でしたが、大人になってからは日々対策をして解消していました。しかし産後は自分の便秘対策に気を遣う余裕がなくなり、日々の忙しさにかまけて、つい自分の排便がいつあったかなど忘れていました。

トイレで動けない! 意識が遠くなって……

ある日、無性におなかが痛くなり、娘をリビングに残してトイレに駆け込みました。そのときに「あれ? 私いつから出てない……?」と思い返すと、2週間近く便秘の状態だったことに気づきました。

それから数分でどんどんおなかが痛くなり、冷汗が出て指先が冷たくなっていき、意識も薄くなっていったのです。「やばいやばいやばい……!」。悪化する症状にどんどん焦りますが、夫は仕事、近くに住む義両親に連絡はつきません。娘の様子が見えるようにドアは開けていましたが、リビングでは娘が泣き始めてしまいました。

30分後に娘の顔をみて「ごめんね」

泣く娘の声に動揺しましたが、意識もうろうの私はもうその場から動けません。「ごめんね……! ごめんね……!」とかすれた声で叫びました。これまで何度も同じ状況になったことがある私は知っていました。残された方法はもう、たまった便を出すことだけだと。

とにかく頑張っていきみ、30分後に便が出て一気に症状も改善しました。ヘロヘロの状態で娘のもとへ行くと、顔を真っ赤にして泣いている娘。抱きかかえて「ごめんね…!」と謝り、同時に何もなかったことに安堵しました。

例え娘が優先であっても、自分の体調管理を怠ってはいけないと心に刻んだ一件でした。もし娘が寝返りを始めた時期だったら、この間にうつぶせになって窒息していたかもしれません。そう考えると本当にゾッとします。これ以降、多少娘が泣いても自分の便秘対策はしっかりとするようになりました。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:水田真理/女性・主婦。アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践中。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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