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歳をとってから“飛距離”を取り戻すテク!肩を回さなくても飛びます

  • 2024.11.18

人気連載企画「55歳からうまくなる」からドライバーのレッスンを厳選!シニアになっても活躍する選手たちは飛ばしに貪欲。落ちた飛距離を取り戻し、昔以上に飛ばせるテクニックは、シニアゴルファーだけでなく、55歳未満のアマチュアの飛距離も伸ばします!

肩や腰の回転は二の次! ヘッドを大きく動かす

歳をとってから“飛距離”を取り戻すテク!肩を回さなくても飛びます
肩を回さなくても飛ぶんです!(水巻)トップで左腕をやわらかく使うのもひとつの方法。こだわりを捨てればスイングが楽になりシンプルに打てる体力が衰えた中高年でも、ヘッドの運動量を増やして効率よく走らせれば、まだまだ飛ばせるという

歳をとると、肩まわりの関節が硬くなって回りにくくなる。また、体の柔軟性が失われてしまい、腰の切れが悪くなる。それらを考慮せずに肩や腰の動きにこだわり続けると、スイングがおかしくなり、故障の原因にもなると水巻善典はいう。

「一番大事なのは、ヘッドの運動量を増やして、速く振ることです。体を大きく使っても、ヘッドが走らなければ意味がありません。この視点でスイングを考えましょう。クラブをソフトに握り、手打ちでもいいので腕をしっかり振れば、若いころの飛距離が戻ってきます」

Point 1:グリップをゆるめてヘッドの運動量を増やす

グリップをゆるめてヘッドの運動量を増やす

Point 2:腰は切らずに腕を振る

切り返しで左足を踏み込んだら、腕をしっかり振ってヘッドを走らせる。腰を切るという意識は必要ない

いかがでしたか? 体を大きく使って運動量を増やす意識を持って、練習してみてください。

水巻善典
●みずまき・よしのり/1958年生まれ、東京都出身。178cm、82kg。89年の関東オープンで青木功を破ってツアー初優勝。
レギュラーツアー7勝。昨季のシニアツアーはコスモヘルスカップ シニアトーナメントで優勝争いを演じて2位。鳴尾GC所属。

構成=小山俊正
写真=圓岡紀夫、中野義昌

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