このお話は、著者・エェコ(@nkr_aik)さんが読者さんから聞いた体験談を元にしています。主人公・ミナミと夫のカズヤは、幼稚園に通うタツヤくんの育児を分担しています。ですが、夫カズヤは、将来の話をする度に「生きているかわからない」と言うのが口癖に。この言葉を聞きながら育ったタツヤくんは、パパが死ぬかもしれないという恐怖を抱くようになります。夫婦で話し合い、息子の心を傷つけたと反省したように見えたカズヤでしたが、「冗談が通じない」と軽く考えているようなそぶりにミナミは激怒。その後、カズヤは全力で謝罪をし、言動を改めます。『将来生きているかわからないという夫』をダイジェスト版でごらんください。
軽すぎる夫の考えにブチ切れた妻
息子・タツヤくんは、日ごろからパパの「生きているかわからない」という言葉をそのまま受け止め、パパが死んでしまうことへの恐怖を感じていました。夫婦で話し合い、息子に悪いことをしてしまったと反省します。ところが、「冗談を真に受けるなんて」と、息子のとらえ方が悪かったのではと、問題をすり替えようとした夫。
夫の態度を見て激怒したミナミ。冗談では済まされない状況であること、また、もし次も同じようなことが起きた場合について、お説教をしました。するとようやく、夫はハッとしたようで、自分の非を認めます。
「もう絶対言わない」夫の誓い
自分の過ちに気づき、全力で謝罪してくれた夫。理解してくれて、本当によかったですね。ミナミの怒りも落ち着き、優しく「謝る相手が違うよ」と諭します。
そして翌朝、夫はすぐに約束を果たしてくれます。
大人から子どもへ「ごめんね」を伝える大切さ
翌朝、起きてきたタツヤくんに早速謝ったパパ。全力で謝る姿と、すぐに許した息子。そして、「かまってちゃんだった」とオチまで付き、とても和やかな雰囲気に包まれました。
大人でも、過ちを犯してしまうことがありますね。自分の非を認め、謝ることができる大人はすてきですね。子どもに対しても実直に「ごめんなさい」と伝える姿勢、見習いたいと感じました。
著者:ももこ