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<民王R>泰山(遠藤憲一)の息子・翔(菅田将暉)を思い出させる“漢字の読めない”14歳が総理と入れ替わり「“ぬけもとてき”な“かいかわ”を…」

  • 2024.11.18
総理大臣が14歳の中学生と入れ替わり (C)テレビ朝日
総理大臣が14歳の中学生と入れ替わり (C)テレビ朝日

【写真】書類を広げる泰山(遠藤憲一)

遠藤憲一主演ドラマ「民王R Inspired by 池井戸潤」(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)第5話が11月19日(火)に放送される。

総理大臣が誰かと“ランダム”に入れ替わる奇想天外ストーリー

同ドラマは、「半沢直樹」シリーズや「下町ロケット」シリーズ、「ハヤブサ消防団」などで知られる作家・池井戸潤の「民王」にインスパイアされた作品となっている。前作である2015年放送のドラマ「民王」では、遠藤演じる現職総理大臣・武藤泰山と、“未曾有”(みぞう)を“みぞうゆう”と読んでしまうほどおバカな息子・翔(菅田将暉)の心と体が入れ替わるという珍事が時にシニカルに、時にハートフルに描かれた。

今作の「民王R」では、再び総理大臣の座に就くことになった泰山(遠藤)がまたしても入れ替わりの事態に見舞われることに。しかも今度の入れ替わり対象は全国民。毎話、総理大臣が国民の誰かとランダムに入れ替わってしまうというストーリーが展開していく。

泰山の書生であり政治に対して無垢で無知なピュア人間・田中丸一郎太役をなにわ男子・大橋和也が、泰山の新たな公設第一秘書・冴島優佳役をあの、警視庁公安部所属の猫田マモル役を山時聡真、絶大な諜報能力と格闘能力を有する優秀な警察官・新田理役を山内圭哉、武藤内閣の内閣官房長官・狩屋孝司役を金田明夫が務める。

武藤泰山(遠藤憲一)、第5話では今どきの若者たちに困惑

第5話では――

秘書の冴島優佳(あの)、闇バイトの青年、5歳の保育園児、そして今際の際のおばあちゃんと、様々な国民と目まぐるしく入れ替わりを繰り返す武藤泰山(遠藤憲一)。内閣支持率も乱高下する中、公安の新田理(山内圭哉)はついに入れ替わりの真相に肉薄する。入れ替わった人々の生活圏、そのすべてに置かれていたのはある空間消毒器だった。

そして同じ空間消毒器が置かれたネットカフェの個室から出てきた14歳の中学生・萩原秋保(黒川想矢)は、早朝の新宿へ。繁華街の路上でたむろする若者たちにユキという少女の行方を聞いて回る秋保は、ユキらしき人物を見つけた矢先、頭痛に襲われてしまう。

一方、泰山は野党議員の神宮寺から予算委員会に向けてスキャンダルを引き合いに取り引きを持ちかけられるが、それを受け入れようとはしない。その矢先、頭痛を感じた泰山は、気がつくと秋保と入れ替わっていた。

今回は公安の猫田マモル(山時聡真)によって入れ替わり後速やかに確保された泰山(外見は秋保)。対策本部で会った秋保(外見は泰山)に、代わりに予算委員会に出るよう頼むが、「国なんてどーーーでもいい!ユキを探す!」と、協力を拒まれてしまう。

なんとか秋保(外見は泰山)を予算委員会に送り込み、代わりにユキを探しに新宿にやってきた泰山(外見は秋保)。今どきの若者と聞きなじみのない日本語に翻弄されながら目の当たりにしたのは、想像を絶する光景だった。さらに、秋保の身体にある無数の傷を発見した泰山は、彼が抱える問題を知る。

ーーという物語が描かれる。

「わからん!ここは本当に日本か?」

公式サイトなどで見ることができる予告動画では、泰山と入れ替わった秋保が、「入れ替わったんすよね、アニメとかでよくある感じの。僕たち、私たち入れ替わってるー!みたいな」とあっさり入れ替わりに納得。「今どきの子ってこういう感じ!?」と、山内や猫田を驚かせる。

一方、秋保の外見になった泰山は、今どきメークに今どきファッション、今どき言葉を話す若者たちを目の前にして「わからん!ここは本当に日本か?」と仁王立ちで吐き捨てる。

泰山は、ユキに「学校にも行かないでこんなとこにいるくらいなら、せめて家に帰りなさい」と説教し、「帰るくらいなら死んだ方がまし」と、彼女を怒らせてしまう。若者たちが背負う厳しい現実、苦しみ。身体に無数の傷がある秋保は、ユキに出会ったことで自分も生きられるような気がした…と話す。若者たちの抱える闇に気付いた泰山は「俺がそのユキって子を探し出してやる」と言う。

ただし、その代わりに泰山の外見になっている秋保に予算員会に出るように言う。しかし、予算員会用の資料に目を通した秋保は、「真摯」を「しんげき」、「抜本的な改革」を「ぬけもとてきなかいかわ」、「推進」を「すいすい」、「所存」を「ところぞん」と読むほど漢字を知らない。その姿は、「民王」で泰山と入れ替わった息子・翔(菅田将暉)のよう。カリヤンの「なんか翔ちゃんのこと思い出しちゃってさ」という言葉に、思わず頷く「民王」ファンも多いだろう。

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