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"寝ない子"育児が「しんどすぎる」部屋は荒れ放題、ダメ出しを食らい落胆 → まさかの救世主が!

  • 2024.11.17

寝る子は育つ! と言いますが、寝ない子でも何故か育つのが育児の不思議。
そして寝ない子の育児ほど、育てる側が過酷なことはありません。
そんな「寝ない子育児」を体験した、筆者の友人A子さんのお話をご紹介します。

画像:

寝ない子育児辛すぎる。部屋は荒れ放題でも、踏ん張るしかない

A子さんは第一子の娘を出産後、実母に一か月ほど家に来てもらっていました。
実母が家事や育児を手伝ってくれたお陰で、束の間の休息時間をとることが出来たのです。
ところが、問題はその後でした。

夫の仕事は激務で、毎日朝早く出社し帰宅が遅いのです。
そのため、A子さんはほぼワンオペ状態でした。
さらに娘はなかなか寝てくれない子だったので、家事どころではなく、睡眠不足で倒れそうになることも……。

子どもの睡眠が安定したら落ち着くだろうと、とにかく奮闘する毎日でした。

まさかの間違い訪問!? 追い返すわけにもいかず……

とある日曜日のことです。
夫は休日出勤で、娘と2人家でのんびり過ごしていると、突然チャイムが鳴りました。
出てみると、なんとまさかの義両親ではありませんか!
どうやら、来週我が家に来る予定を間違えて来てしまったようなのです。

片付けもお茶菓子も用意していませんでしたが、そのまま追い返すわけにもいきません。
散らかった部屋を見せるのは恥ずかしくてたまりませんでしたが、そのまま案内することにしました。

荒れた部屋を見て、まさかのお説教タイム!?

義母は車に忘れものを取りに行くことになり、義父だけ先に部屋へ入ることになりました。
すると、義父は何故かしかめっ面になり、

「A子さんって、家事苦手な人だったっけ?」
「流石に子どもがいるんだから、もう少し頑張らないとだめじゃないの?」
「もう産後3ヶ月も過ぎてるんだし、身体がしんどいって言うのは怠けてるんじゃない?」

と、A子さんが何かを言う間もなく、たしなめられてしまったのです。
だらけているつもりはありませんが、部屋が散らかっているのは事実。
その後もグダグダ続く説教に、謝る事しか出来ずにいると、

「バシッ!!」

と大きな音が! それは……!!

つ、強過ぎィ!! 義母のパワーに義父完敗。ありがとうございます!!

なんと、義母が義父の背中を思いっきり叩いた音だったのです。
どうやら途中から義父のお説教を聞いていたようで、

「育児がどれだけ大変なのか、あんたやったこともないのに偉そうに言うんじゃない!」
「必死に育ててる証拠でしょ!? 文句言うなら手伝いなさいよ!!」

A子さんも驚くほどブチ切れの義母に、義父はすっかり大人しくなってしまいました。
ひと悶着の後、義母が買ってきてくれたお茶菓子を3人で食べていたのですが、

「これが産後の恨みってやつよね~!」

と笑う義母が、あまりにたくましすぎました。
その後も義母と色んな話や相談事が出来て、A子さんの気分はスッキリ。
助けてくれてありがとうございます!

まとめ

経験者の言葉には重みがありますし、共感してもらえることが嬉しいですよね。
辛い思いをしている人を後ろから突き落とすようなことはせず、そっと寄り添える人になりたいものです。

【体験者:30代・パート主婦、回答時期:2021年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。

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