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「大変だ」育児なんて簡単と大口をたたいた夫、3日で降参…早々に諦めた夫のあり得ない行動とは一体?

  • 2024.11.18

最近夫は、小学4年生の息子によくいたずらをしかけられています。今日は会社で突然おもちゃが鳴り出して、大恥をかいたと激怒する夫。しかし、この年齢の男の子はやんちゃで、こんなものではないのでしょうか。うちの子は暴れたり物を壊したりはしないし、宿題も自分から進んでやっています。どちらかといえば、しっかりしている子だと思うのですが……。

夫は、息子がこうなったのは私の責任だと決めつけ、何とかしろと言ってきます。自分だって親なのに、ずいぶんな言い草です。

いつも仕事を言い訳に、育児に関わろうとせず、息子と向き合ってこなかった夫。この機会に話し合ってみたらどうかと提案しましたが、何を話せばいいのかわからないと言い、聞く耳を持ちません。だからこそ、話し合いが必要だと思うのですが……。

結局、夫は息子の気持ちを聞くどころか、一方的に説教をしただけ。そして、目を合わせず夫を無視する息子に、ただただ怒りをぶつけて外へ逃げていきました。

育児なんて簡単で余裕だと言う夫

息子に馬鹿にされたと思った夫は、とても興奮していました。そして、私の育て方が悪いと言い、まともに育児もできないのかとののしってきたのです。

私は、今まで一生懸命息子と向き合ってきました。育児に一切関わってこなかった夫に、そんなことは言われたくありません。「育児は母親の仕事」仕事をしていたら、育児に関わる暇などないと夫は言いますが、よそのお父さんは仕事で忙しくても育児に関わっています。

育児の大変さも知らないくせに、えらそうなことを言う夫。育児なんて仕事に比べたら簡単、余裕だと抜かしました。じゃあ、やってもらおうじゃないの♪ 翌日、私は1人で家を出ました。

「おいっ、今どこだ?!」
「子どもに手がかかって大変だ」

息子が言うことを聞かず、部屋をぐちゃぐちゃにしているそうです。私といるときは、息子はそんなことはしないので、なにやらおかしい。暴れまわるなんてことは今まで1度もなかったのですが……。

「育児もまともにできないの?」
しかし、育児なんて、仕事よりもよっぽど簡単だと大口をたたいていたので、しっかりと経験してもらおうと思います。

「1週間は帰らないから」
実は私は今、義実家の農業のお手伝いに来ています。野菜の収穫で大忙し! 前々から手伝いを頼まれていたので、いい機会だと思い、息子に了承を得て家を空けたのです。

息子のいたずらに隠されたワケとは…

3日後、義実家にひとりで息子が訪ねてきました。なんと、夫に連れてこられて置いていかれたと言うのです。義父母は、この夫の行動にあきれて嘆いています。そもそも息子は、私の前にはいたずらなんてしたことがありません。夫にいたずらをするのには、わけがあるのです。

よそのお父さんは、時間を作ってキャッチボールをしたり、一緒に出かけたりして、お子さんと遊んでいるようですが、夫はそんなことを1度もしたことがありません。それどころか、息子の顔を見ればうんざりしたような顔をして、関わらないようにしています。それなのに、えらそうに説教だけはするのですから、息子に好かれるはずがありません。口を開けば、忙しい、育児は女の仕事だと言う夫。息子も夫が父親失格だということをわかっているのです。

義実家に来た息子は、義父母と楽しく過ごしています。義母のお手伝いをして料理を作ったり、義父をマッサージしたり……。しつけがよくされていると、私はほめてもらいました。こんなにいい子を置き去りにするなんてけしからんと、義両親の夫への評価は急降下。

息子から聞きましたが、夫はまともに家事ができず、食事もインスタント食品ばかりだったと言います。洗濯物は山積み、部屋はとても散らかっているのだそうです。私がお願いしていた息子の宿題チェックも、してあげてないと聞きました。1つも満足にできないなんて……。こんな父親なら、もう……。

息子も、もう夫には期待していないようです。私も逃げてばかりの夫に失望したので、離婚しようと思います。息子がいたずらを始めたきっかけに、まったく気づかず、「問題児」という一言で片付ける夫には、本当にあきれます。

2年前、サッカーの練習相手を息子からお願いをされた夫。それをめんどうだと断っただけでなく、理不尽に怒鳴りつけたのです。そしてボールを奪い、穴を開けて壊したのでした。たまたま夫の機嫌が悪かったときに、息子がお願いをしてしまったのですが、タイミングが悪かったとはいえ、親としてどころか人として、あり得ない言動でした。

夫は、自分の行動をまるで覚えていないどころか、息子がその腹いせにいたずらを始めたと早合点までする始末。息子が夫に構ってほしかったことが、どうしてわからないのでしょうか。

チャンスは何度もあるわけじゃない!

今回の育児チャレンジは、夫にとって最後のチャンスでした。

私は家を出るとき、息子に「もしパパが仲直りをしたがっていたら、許してあげてね」と言って聞かせました。あのときまでは、私も息子も、まだどこか期待していたのです。息子は期待していた分、失望も大きかったのでしょう。それで、暴れたのではないかと思います。

夫は、私たちの気持ちがわからなかったので、もう1度だけチャンスがほしいと懇願してきました。仕事が大変で、ストレスがたまり、家庭をかえりみる余裕がなかったのだと言い訳してきましたが、それは誰もが同じような状態。夫の勝手な都合で振り回されるのは、もうたくさんです。

チャンスは、そう何度もあるものではないのです。私たちは関係を修復できるはずもなく、結局1カ月後に離婚しました。夫は相当ショックを受けたようですが、それだけのことをしたのですから仕方ありません。夫の機嫌を伺う必要がなくなり、息子もスッキリしている様子です。これからは親子2人で力を合わせて、のびのびと生活したいと思います。

息子は、素直でとてもいい子にすくすくと成長しており、時折その姿を義父母に見せに行き、相変わらず仲良くしてもらっています。

人の行動には必ず裏がある。まさにそうですね。相手の話や意見をに耳を傾ける、相手を理解しようと歩み寄ることがいかに大切か思い知ります。言葉にしたとしても100%伝わらないこともあるのですから、自分の考えや想像で相手の気持ちを推しはかろうとせず、しっかりと向き合いたいものですね。

【取材時期:2024年10月】

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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