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「濃くなった眉間のシワに生理不順も…」受験生がいる夏休みは、精神的にしんどい!【体験談】

  • 2024.11.18

暑い日が続き、体がだるくなる夏休み。2024年はそれに加え、精神的にもしんどい状態となりました。それは、受験生である中学3年の息子の存在です。夏休みは、受験生にとって勝負のとき! ですが、受験生である息子本人の意識は薄く、やる気スイッチがいまいち作動しません。そんな様子に私がひとりイライラし、眉間のシワが濃くなる一方。鏡を見るたびにため息が出ました。

初の三者面談にドギマギ

夏休み前に、先生と私、息子で初の三者面談がありました。息子の成績はあまり良くないと予想していたので、とても気が重かったです。それでも「しっかりと進路を検討しています!」という姿勢だけは見せたくて、面談前に息子と志望校をある程度は決め、オープンキャンパスの予約もしました。息子は塾に行っておらず模試を受けたことがなかったため、夏休み中に模試を受ける予約もしました。ある程度の根回しはして面談に挑みましたが、実際の成績はやはり予想通りで、前回よりもかなり下がっていて、あまりかんばしくないようでした。

三者面談では、最初は学校生活のことをさらりと聞かれ、本題はやはり進路の話でした。「夏休みの過ごし方で変わってきますので」と先生にピシャリと念を押され、不安と緊張で変な汗が出ました。夏休みの課題一覧や休み明けの実力テストの範囲などを先生は息子ではなく私に渡したので、まるで「親子で受験対策をしてくださいね」と言われているようで、受験勉強への焦りを感じました。

受験生のいる夏休みは、親もしんどい

三者面談後、家に帰り早速息子と夏休みの計画を立てました。学校の宿題と、1、2年生の復習を中心に計画したものの、息子のやる気のなさにイライラしました。息子はのんびり屋でチャレンジ精神が低く、できればラクしてさぼりたい気持ちが強いタイプです。しかし、さすがに受験生の夏休みとなれば、このやる気のなさでは困ります。とりあえず、一番苦手な数学だけでも塾で夏期講習を受けるよう説得し、他の教科は家で学習できるような計画を立てました。

そんな感じで、夏休みがスタート。息子がちゃんと勉強しているかを見張りつつ、やる気を起こさせたいのにうまくいかず、私は心身ともに疲れるばかりでした。一番は、息子自身が受験生としての自覚がなく、自ら勉強をしないことがつらいのです。私の表情もかなり険しかったと思います。何度も「勉強はどう? わからないところはない?」と聞いても、「うーん、どうかなぁ~」と気のない返事でした。

結局夏休み当初は、私がガミガミ怒ってばかりで、喉がガラガラに。生理も予定の日を過ぎても来ず、生理痛に似た症状だけがありました。腰やおなかが痛かったり頭痛がしたりで鎮痛剤を飲んでしのぎました。

受験生としての自覚がやっと芽生えた

どうしたら息子が自ら勉強に取り組んでくれるのだろうとずっと考えていました。そんな中、初の塾での夏期講習がスタート。塾へ行くのも乗り気ではなく、とりあえず苦手な数学だけ回数の一番少ない4回申し込みました。息子が塾から帰って来たのですぐさま「どうだった?」と聞くと、「皆すごく集中して勉強していた。自分が苦手なところが多くあったけれど、わかってきた」と、言うのです。今までにない前向きな言動や反応に私は少し希望が見え、心の中でホッと安堵しました。

そして、夏休み中に希望校のオープンキャンパスへ参加。「学校までの道のりや社風などをまた教えてね」と、息子を送り出しました。帰って来ると、希望校の在校生の様子、カリキュラムや校則、部活の内容などを教えてくれ、息子の表情がいつになく真剣であると感じました。

それ以降の息子は、何かに刺激を受けたのか心境の変化が見られました。何度も学校の資料やパンプレットを眺めていましたし、自ら勉強をするようにもなりました。それからの私は息子にガミガミ言うのをやめ、見守るようにしました。遅れていた生理も、50日ぶりに来て、ホッと安心しました。

まとめ

受験生のいる夏休みが、親子ともどもこんなに不安やイライラとした感情に陥るなんて思ってもみませんでした。特に夏休み当初は息子との関係が最悪で、家中が負のオーラ。私自身も心身ともにヘトヘトで、表情や見た目も老けていたことでしょう。不安で眠れない日もあり、なんだか白髪も増えたようでした。

でも、息子のやる気が芽生えてくれたおかげで、平穏な日々に戻り、不眠も解消し、心にゆとりがもてるようになりました。そして私も時々受験問題を解いてみると、それがなかなか良い脳トレにもなりますし、問題を一緒に解くことで、息子の頑張りも感じられました。まだまだ、受験まで道のりは長いですが、親子で頑張りたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:泉カンナ/40代。子ども2人を育てる母。40歳を過ぎても美しい女性でありたいと強く願う私。外見はもちろん内面に関しても楽しいこと&うれしいことをして日々笑顔で過ごしていきたい。

イラスト/山口がたこ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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