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算数の偏差値28から50に上がった理由は「ノートの書き方を変えた」だけ。超簡単なその方法とは?

  • 2024.11.17

中学受験に向けて勉強を進めている小学6年生の娘。あと3ヶ月たらずで本番を迎えます。振り返ると、新小4で通塾を始めてから、一番優先して勉強してきたのが算数。そしてずっと親である私が苦しんできたのがケアレスミスです。テストの解き直しをした時に「あ〜ミスしちゃった〜次は気をつけよ〜!」と子どもが言ってる場合は要注意。普段から気をつけられていないのに、本番で気をつけることなんてできません。注意してもできない…どうしたら習慣化できるのか…その時に出会った本で「ノートの書き方」を変えたことで、娘の算数の偏差値が28から50まで回復しました。今回はそのノートの変化についてポイントを紹介します。まずは、実際に答案をみてみましょう。

偏差値28の答案

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小4の時の、マンスリーテストの答案です。「小問集合」と言われる標準問題がたくさん並ぶ大問で、サクサクと間違いなく解き進めないといけません。焦っている様子が目に浮かびます。

偏差値50の答案

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小5の指定範囲なしの実力テストの答案です。似たような問題で答案の差がわかりやすいと思います。さて、どんなところがポイントだと思いますか?

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たったこれだけのことを気をつけただけで、余白を有効に活用でき、解くスペースが広くなっているのがわかります。逆に最初の答案は右側から書き出して、式も曲がっていて、計算もぐちゃ〜という感じになっていますね。最初の答案は、計算ミスを起こしやすく、自分の思考もわかりづらいので、抜け漏れが発生しやすくなる答案です。少し複雑な問題になると、解きながら自分でも何がしたいのが分からなくなってきます。

算数ノートの基本の5か条

娘の算数偏差値を押し上げたこのノート術は、中学受験必勝ノート術(著者:安浪京子/出版:ダイヤモンド社)を当時小学4年生の娘と一緒に読み、学びました。この本から「算数ノートの基本の5か条」を紹介します。


1、読みやすく書く
丁寧に書くのはもちろん、字のサイズを揃えて書くことも大事。
2、バランスに気を付ける
式、答え、計算のスペースをわけ、余白を大切にします。
3、左上から書く
4、式・計算は書きすぎず、端折りすぎない
暗算できるものまで式や筆算を書く必要はありません。
5、思考過程や間違いを消さない
自分の解き方を見直してミスを発見する過程は、算数の力をつけるために必要不可欠です。中学受験 必勝ノート術

書籍には、OK例・NG例が写真でたっぷり入っているので、娘にもわかりやすかったようです。OK例の真似をできるようになった時の、普段の演習ノートがこちらです。

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書籍では、算数編として・成績が上がる「答え合わせ」の仕方・計算ノートで子どものコンディションを把握する・図形や線分図を書くときの最重要ポイントなどについても紹介されています。そのほか、国語、理科、社会、過去問ノートなどに分けてまとめられています。

ノートもテストも書き方は同じ

ノートでの演習が基本の5か条を守って書けるようになってくると、テストでも同じように書けるようになり、「わかってたのに、ミスした〜!」が圧倒的に減り、算数の偏差値が安定するようになりました。本人としても「わかっていたのに、点数を落とした」というのは、頑張っているのにできないという歯痒い状態から抜け出せて、落ちかけていたモチベーションがなんとか持ち直せた場面もありました。ただ、 本人なりのやり方が確立してしまうと、ノートの取り方や答案の作り方もなかなか変えづらいです。通塾がスタートする前、小学3年生の冬に読むのがおすすめです。授業中の板書のイメージも湧きますよ。

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