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バイヤー・山田 遊の人生最高のお買いもの「エレファントスツール」

  • 2024.11.17
バイヤー・山田 遊の人生最高のお買いもの「エレファントスツール」

20年以上いつも傍らにある、さりげない子

2000年に、ハビタから売り出されたリプロダクト。発売当日、勤務先の昼休みに買いに行ったのを覚えています。あれから24年、一昨年に家を新築した際に決行した断捨離もくぐり抜け、気づけばずっと傍らにある。

スツールとしてはもちろん、テレビ台、ベッドサイドテーブルなど引っ越すたびに役割が替わり、今はお風呂椅子として活躍しています。クラシックできちんとデザインされていて、ロングライフで。

決して派手ではないけれど、自然と一緒にいられる。バイヤーという仕事柄、モノをため込まず、自分の中を通り過ぎたら(役目を終えたと感じたら)手放すようにしていて。そう考えると、これくらいのさりげなさが一生ものだと思うんです。

エレファントスツール
MoMAのパーマネントコレクションでもある名作椅子は、1954年、柳宗理がデザイン。象を思わせるフォルムから命名された。写真のハビタ製の素材はFRP。

profile

山田 遊(バイヤー)

山田 遊(バイヤー)

やまだ・ゆう/東京都出身。〈IDÉE SHOP〉のバイヤーを経て、2007年〈method〉立ち上げ。フリーのバイヤーとして活動を始める。メソッド代表取締役。

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