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認知症や介護のお話ができるカフェとバル『わすれん坊』@北宇和郡鬼北町

  • 2024.11.18

こんにちは、Nの人ことNatuorhythmです。

個人的に注目している『鬼北町』には、魅力的なお店や場所が増えていて… リビングえひめweb上でも、鬼北町の素敵な場所をご紹介してきました。

今回は、全国的にも珍しいコンセプトのカフェ&バルが鬼北町にオープンしていたので、ご紹介します!

かふぇ&ばる わすれん坊

出典:リビングえひめWeb

かふぇ&ばる わすれん坊は、『認知症』にスポットを当てた飲食店です。

ご主人が認知症を発症し「生活が一変した」と話す、オーナーの坪北幸代さん。 坪北さんは「認知症で働くことが難しくなった主人と一緒に、毎日を楽しく過ごすための居場所が欲しかった」といいます。

出典:リビングえひめWeb

「自分たちの居場所が無いなら、作ってしまおう!と思ったんです」と笑う坪北さん。 同じく認知症に戸惑いを抱えるご本人やご家族、介護中や育児中でリフレッシュが必要な方、一人暮らしで母の味を楽しみたい学生や大人たちといった、鬼北町で頑張っている方々が『ホッと一息つける、疲れを癒せる場所』として、わすれん坊を2024年9月6日にオープンさせました。

※カフェスペースには、キッズスペースも有ります。

日中は、カフェやご飯をどうぞ!

出典:リビングえひめWeb

日中はカフェタイム。 カフェタイムのお菓子は、オーナー坪北さんの娘さんが担当しています。

調理師の資格を持つ娘さんが作るお菓子は、ほっこりとする味わい。 この日はチャンククッキーでした。

ゴロゴロと入ったチョコレートがしっとりとした生地に埋まっています。 豆から挽いたホットコーヒーと一緒にいただくと、身体も心も温まりました。

夜になると、バル営業

出典:リビングえひめWeb

夕方からバルになっていて、お酒を飲むこともできます。

坪北さんの「家庭の味をゆっくりと味わって欲しい」という想いから、地元の美味しい食材を使った、素朴な家庭料理が並びます。

「どなたでも、いらっしゃい!」というスタンスのお店

出典:リビングえひめWeb

「フラッと気軽に足を向けて欲しいから」と、坪北さんは駅前のこの場所でオープンすることを選んだのだそう。 近永駅から歩ける距離にあるので、もし飲んでも公共交通機関で帰ることができます。

わすれん坊は2年後を目処に、介護福祉士さんや看護師さんが常駐する、介護中や育児中の方のリフレッシュの場としての機能を持たせる計画が進行中です!

出典:リビングえひめWeb

わすれん坊のキャラクター、『じじ丸』。

じじ丸は、お父さん(坪北さんのご主人)の大切な記憶を盗んでいった泥棒です。 「お父さんは、悪くないんです。お父さんは、泥棒に記憶を盗まれてしまっただけ。そのせいで、いくつか記憶を無くしてしまったけど…お父さんは、お父さんなんです」と坪北さん。

泥棒のじじ丸のことすらも、坪北さんは受け入れてらっしゃいました。

出典:リビングえひめWeb

認知症に戸惑うご本人やご家族を持つ方は、ご飯を食べながら坪北さんとお話をしてみてください。 人との関わりが大好きな坪北さんとお話をしていくうちに、なにかしら良いヒントや前向きな明るさを与えてくださると思います。

一般の方のご利用も、もちろんOK!

美味しいお菓子やご飯が待っていますよ。 ぜひ、足を運んでみてくださいね!

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