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風邪に負けない体作り! あぐらで簡単。腸を刺激して「免疫力UP」を狙うストレッチ3つ

  • 2024.11.17
あぐらで体側ストレッチ

秋冬はいつも免疫力の低下が気になる〜、という人におすすめ。リラックス感のあるストレッチで体、お腹をねじる&体側を伸ばして、副交感神経を働かせながら腸の動きを促していきましょう! ゆったりとリラックス作用も感じられる気持ちのいいストレッチです。

腸を刺激して「免疫力UP」を狙うストレッチ3つ

こんにちは!
ヨガインストラクターの高木沙織です。

秋は季節の変わり目。日中は暖かい日も多いけれど、朝晩はグッと気温が下がって体が冷えるため、“免疫力が下がりやすい”季節でもあります。

ここで、免疫力とは―。読んで字のごとく「疫(病気)を免れる力」のことを免疫力といい、低下するとさまざまなウイルスに感染しやすくなります。そこで重要になってくるのが、腸内環境。免疫システムは体のいろいろな場所で作用していますが、全身の免疫細胞のうち、約60~70%が腸壁に集中していると言われています。

このように全身の免疫機能を担っているといっても過言ではない腸内環境をよくするためには、食物繊維やオリゴ糖、発酵食品の摂取、腹部のマッサージ、適度な運動、お腹周りのストレッチなどが効果的です。

そこで今回行うのは、あぐらの姿勢でお腹を「1:伸ばす~丸める、2:横に倒す、3:ねじる」3つのストレッチです。簡単なストレッチで、腸をやさしく刺激していきます。

あぐらで座る
<免疫力UPのストレッチ1:お腹を伸ばす~丸める>

1. あぐらで座ります。あぐらで座るときのポイントは、左右の坐骨(お尻の下のほうにあるとがった骨)に均等に体重を乗せること。骨盤が起きて、腰がスッと伸びやすくなります。姿勢が整ったら、手でひざを持ちましょう。

あぐらで座り、腰をそらす

2. 【息を吸いながら】背中を反らせます。腰~背中~胸の順にていねいに反らせていき、目線を上げましょう。ここではお腹の縦の伸びを意識します。

あぐらで座り、腰を丸める

3. 【息を吐きながら】背中を丸めます。手でひざをしっかりつかみ、重心をうしろにあずけながら体の背面をなめらかにカーブさせましょう。背面を広げ、お腹は縮めます。<回数:2~3を3~5回>

あぐらで座る
<免疫力UPのストレッチ2:体側を伸ばす>

1. あぐらの姿勢を整えたら、左手で右ひざをつかみます。

あぐらで座り、右腕を上に伸ばす

2. 【息を吸いながら】右腕を真上に伸ばします~

あぐらで体側ストレッチ

【息を吐きながら】上体を左・真横に倒します。左手で右ひざを押し、右のお尻を床に近づけましょう。左右のお尻でバランスよく床をふみ、ムリのない範囲で体側のストレッチを深めます。反対側も行いましょう。
<回数:左右各5呼吸>

あぐらで座り、右腕を上に伸ばす
<免疫力UPのストレッチ3:お腹をねじる>

1. ストレッチ2と同様にあぐらで座り、左手は右ひざの上にセット。【息を吸いながら】右腕を真上に伸ばします。手の指先で天井を押すような意識で、上に伸びましょう。

あぐらで座り、上体をねじる

2. 【息を吐きながら】上体を右にねじります。みぞおち~胸~首の順にていねいにねじりましょう。右手はお尻のうしろにつきます。頭頂~尾骨が一直線になるように背すじを伸ばし、呼吸のさまたげにならない程度にねじりを調整したら、反対側も行いましょう。<回数:左右各5呼吸>

最後に。
食後すぐにお腹周りのストレッチをすると、消化不良で気分が悪くなったり、腹痛の原因になったりすることも考えられるため、最低でも2時間以上は開けてから行いましょう。

また、ストレッチの最中は吸う息でお腹をふくらませ、吐く息でへこませる呼吸をくり返します。お腹を動かしにくいと感じたら、姿勢をゆるめて呼吸を優先させましょう。副交感神経が優位になって、腸のぜん動運動を活発にする効果も期待できます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

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