1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 油と焦げのWパンチ!換気扇汚れ、今年は“粉洗剤”でスルン落ちしませんか?

油と焦げのWパンチ!換気扇汚れ、今年は“粉洗剤”でスルン落ちしませんか?

  • 2024.11.17
油・焦げのWパンチ!換気扇やグリル網汚れ、今年は“粉洗剤”でスルン落ちしませんか?【LDK大掃除】
リアル汚れ検証でわかった! 見逃し厳禁の最強掃除テク

見て見ぬふりをし続けて溜まりまくった家じゅうの汚れ。いまこそ完璧に落とし切るときです! そこで雑誌「LDK」が、リアル汚れ検証でわかった「最上級に落ちる大そうじの方程式」を発表。今回は、コンロ・換気扇・グリルパーツの汚れをラクに落とせるという「弱アルカリ性粉洗剤」のおすすめを探しました。

本記事の監修および協力者

そうじお片づけプロデューサー 上原好志子 氏

3000件以上の豊富な現場経験を活かし、掃除コンサルト「そうじの女王」として注目される。あさイチ(NHK)、Nスタ(TBSテレビ)、とくダネ!(フジテレビ)、やじうまワイド(テレビ朝日)などのテレビ番組への出演多数。JALからの委託や、iPhoneの保守点検サービスを担当し、日本各地に保守点検チームのためにインストラクター、BSショップチャンネルで商品ガイドも務めた。夢を叶える片づけ力と幸運を引き寄せる掃除力で、お部屋をパワースポットに育てるお手伝いをしていくがモットー。心を整えるための「PICスクール」ariettaを開校予定。株式会社アップフィールド副社長。

暮らしのおすすめベストバイ LDK

2013年に創刊したテストする女性誌 & おすすめ情報メディア。インテリア、掃除、食品からコスメ、モノや生活情報を賢く選ぶために、女性向けにホンネで比較検証。

リアル汚れ検証でわかった! 見逃し厳禁の最強掃除テク

キッチンのコンロのコゲ、お風呂のカビなどの王道エリアから、意外と汚れている壁の換気口や洗濯機のフィルターまで、溜まりまくった家じゅうの汚れ。

年末を前にしっかりキレイに落としたいですよね。

でも、「いつものやり方ではなかなか落ちない」「何から始めたらいいかわからない」という人もいるのでは?

そこで雑誌「LDK」が、読者モニター宅のリアル汚れ検証で発見した「大そうじの方程式」を大公開!

定番の掃除スポットから、リアルに一回も触ったことのないような穴場スポットまで、今すぐマネできるプロ直伝の方程式とおすすめ掃除アイテムを紹介します!

今回は、キッチンのコンロ・換気扇・グリルパーツのお掃除で役立つ注目のアイテム、弱アルカリ性の粉洗剤です。

油・コゲ汚れは「汚れレベルの分別」で落とす!

キッチンのギトギトの油汚れやこんもり積もったコゲには、アルカリ性の洗剤を使うのが基本です。

ただ注意してほしいのは、アルミや塗装のあるパーツにアルカリ性洗剤を使うと変色や剥離の可能性があること。

LDKが新たに検証してベストバイに認定したお掃除アイテムを駆使し、汚れのレベル1から順につけ置きをしていけば、ほぼ同じタイミングでつけ置きが完了します!

分別して漬けたほうが効率的&キレイに仕上がるワケは?

1:アルカリ洗剤で漬けると塗装が剥げるパーツがある

強力なアルカリ洗剤で一気に洗いたいところですが、アルミのフィルターや塗装が施されているパーツには使えない場合が多いため、洗剤を使い分ける必要があります。

2:ガンコなコゲを最初からこするのは労力のムダ

いきなり頑固なコゲをこすると時間がかかってヘトヘトに。つけ置きで汚れをゆるめてからこすればラクに落とせます。

3:ジップ付き袋で漬ければシンクが汚れなくて時短に!

分別して漬けたほうが効率的&キレイに仕上がるワケは? イメージ3
余った衣類圧縮袋を活用!

バケツやシンクでのつけ置きは場所をとり、時間もかかります。

特大ジップ袋や余った圧縮袋を有効活用すれば、シンクも汚れないで済みます。

コンロ・換気扇・グリルパーツ掃除の方程式は?

1:手袋をして換気扇やグリル五徳の全てのパーツを外す

シロッコファンは鋭く手を傷めやすいので気をつけて。戻すときのために順番を覚えておきましょう。

鋭いパーツもあるので手袋はマストです!

2:汚れレベルごとに袋を分けてつけ置き

パーツを分類し、レベル1は40分程度、レベル2は30分程度、レベル3は20分程度を目安につけ置きしましょう。

レベル2:食べ物が触れる&塗装がはげやすいパーツは弱アルカリ粉洗剤で!

アルミが一部に使われていたり、食べ物が触れる場所には弱めのアルカリ洗剤を。40度前後のお湯1リットルに大さじ1の中性洗剤を溶かして、約40分つけ置きます。

フィルターも入る特大サイズのポリ袋が活躍

システムポリマー
A3サイズ ジッパー式ポリ袋

実勢価格: 342円〜

システムポリマー(System Polymer) 「ジッパー式ポリ袋」は、A3サイズのポリ袋。

フィルターも入る特大サイズなので、大物を洗いたいときも活躍します。

内容量: 100枚入り
型番: 4-L

3:規定時間つけ置きする

レベル1から順につけ置きすれば、ちょうど同じタイミングでつけ置きが終了します。

時々返して、まんべんなく浸しましょう。

4:コンロをコゲ取りスポンジでこすり拭き取る

つけ置きしている間、コンロ部分を先にこすっておくと、洗剤が浸透しやすいため汚れをラクに落とすことができます。

5:ゆるんだ汚れをスクレーバーで削る

レベル3のつけ置きの中身を取り出し、つけ置きでゆるんだ汚れをスクレーパーで削り落としてすすぎます。

6:それでも落ちない汚れはコゲスポンジで

五徳のこんもりしたコゲは、スポンジでこすり落としてすすぎます。こすってスプレーを繰り返しましょう。

7:最後に洗剤を洗い流して完了!

レベル1、2の袋の底を少しだけ切って汚れた水を排水溝に流し、パーツをすすぎます。袋の底を切れば、飛び散りません。

“レベル2”汚れに最適なのは「弱アルカリ性粉洗剤」!

ベトベトだけど、ハードな洗剤は使いたくない場所に最適なのが、弱アルカリ性の粉洗剤。新しい商品が登場するなど、いま注目のお掃除アイテムなんです。

そこで今回は、グリルの網や換気扇のお手入れに使いたい弱アルカリ粉洗剤のおすすめを探して、次の方法でテストしました。

テスト方法:コゲと油汚れ両方の落ちをテスト

換気扇のガチ汚れでテスト。油汚れとコゲ汚れの両方の効き目を確かめました。

それでは、テストの結果を発表します。

弱アルカリ性粉洗剤のおすすめは?

コパ・コーポレーション「マルチクリーナー 鬼剥離の粉」

コパ・コーポレーション
マルチクリーナー 鬼剥離の粉

実勢価格: 1,650円〜

総合評価: 4.33

油汚れ: 4.00
コゲ落ち: 5.00
使いやすさ: 4.00

界面活性剤とアルカリの力で落とす

弱アルカリ性粉洗剤のテストでベストバイに輝いたのは、A評価のコパ・コーポレーション「マルチクリーナー 鬼剥離の粉」

30分間浸透させ拭ったところ、汚れがスルッと落ちて、落ちた面積が最大でした。つけるだけでみるみる汚れが浮きます。

内容量: 1000g

油汚れ

フィルターに詰まった油とホコリ。

ワースト/ベスト

30分間浸透させ拭ったところ、ワーストはベトベトなまま。ベストはスルッと落ちて、落ちた面積が最大でした。

花王「マジックリン EXPOWER こびりつき汚れ用つけおきパウダー」

花王
マジックリン EXPOWER こびりつき用汚れ用つけおきパウダー

実勢価格: 818円〜

総合評価: 4.00

油汚れ: 3.00
コゲ汚れ: 5.00
使いやすさ: 4.00

コゲ汚れに力を発揮!

弱アルカリ性粉洗剤のテストでA評価だったのは、花王「マジックリン EXPOWER こびりつき汚れ用つけおきパウダー」

コゲ汚れに力を発揮します!

内容量: 320g
型番: 4533213679061

リベルタ「シュワッチ!」

リベルタ
シュワッチ!

実勢価格: 550円〜

総合評価: 2.67

油汚れ: 4.00
コゲ汚れ: 2.00
使いやすさ: 2.00

手順が多くてやや面倒

弱アルカリ性粉洗剤のテストでB評価だったのは、リベルタ「シュワッチ!」

シュワッチは剤を2回に分けて入れます。手順が多くてやや面倒です。

内容量: 100g(A剤)、5g(B剤)
型番: 4533213679061

以上、キッチンのコンロ・換気扇・グリルパーツの大そうじの方程式と、おすすめの粉洗剤でした。

今すぐマネできる掃除の最強テク、ぜひ試してみてくださいね。

元記事で読む
の記事をもっとみる