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突然、息子が情緒不安定に…原因は日ごろのパパの発言だった

  • 2024.11.17

このお話は、著者・エェコ(@nkr_aik)さんが読者さんから聞いた体験談を元にしています。主人公・ミナミと夫のカズヤは、幼稚園に通うタツヤくんの育児を分担しています。ある日、夫とタツヤくんはコンビニへ出掛けます。仲良く出掛けた2人でしたが、タツヤくんは大号泣しながら帰宅。実は、日ごろの夫の発言がタツヤくんの情緒を不安定にしていたのです。その夫の発言とは…?『将来生きているかわからないという夫』をダイジェスト版でごらんください。

©nkr_aik
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突然、大号泣してしまった息子

ある日、息子・タツヤくんは大好きなパパと一緒にコンビニへ出掛けました。この日は、すでに2本のビールを飲んだパパ。コンビニで3本目を購入しようと手にかけます。すると、タツヤくんの様子が急変。大泣きしながらパパにしがみつきます。なぜ、タツヤくんは必死にパパを止めたのでしょう?

帰宅したタツヤくんの異変に気づき、ミナミは「2人で話をしよう」と提案。しばらく、パパには外出してもらうことにしました。すると、タツヤくんが本当に怖がっていることが判明します。それは…。

パパの日ごろの言動が息子の心を不安定にさせていた

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将来の話をするたびに、パパは「生きているかわかんない」と言うのがクセになってしまっていました。場をしらけさせてしまうこともあり、よくない発言だとは思っていましたが、強くとがめる人はいませんでした。

ですが、今回のことがきっかけで、タツヤくんは「パパがいなくなってしまうかも」という恐怖におびえていたことに気づきます。ミナミは、大人としての責任を重く受け止めます。そのうえで、まずはタツヤくんの心のケアをしなければと思い、元気づける声かけをします。ミナミが息子に語った内容とは?

息子の笑顔を取り戻すために

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ミナミは、「パパは元気のはなまるもらった」と言い、タツヤくんを安心させたのです。そしてもう1つ、「かまってちゃんなの」という冗談を付け加えて、タツヤくんの笑顔を取り戻すことができました。

その後、ミナミは夫・カズヤと共に、今回のできごとを話し合います。大人にとっては冗談で済まされるかもしれませんが、子どもにとって親の言ったことは絶対です。純粋な子どもの心を傷つけてしまったことを深く反省し、カズヤはタツヤくんに謝罪。タツヤくんを不安にさせるようなことは、今後絶対に言わない、と約束をします。

親がかける言葉1つで、子どもの心は大きく揺れ動くものですね。冗談なんて通じません。良いことも悪いことも、子どもに大きな影響を与えることを、改めて考えさせてくれる作品です。

著者:ももこ

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