1. トップ
  2. スキンケア
  3. 肌トラブルに長年悩んできた私。50代でニキビが一気に増えた原因とは 【体験談】

肌トラブルに長年悩んできた私。50代でニキビが一気に増えた原因とは 【体験談】

  • 2024.11.16

振り返ってみると、私は10代から20代前半はニキビに悩まされ、40代以降は乾燥肌に悩まされてきました。人生の長い期間を肌トラブルに悩んで過ごし肌に良いと思うことをいろいろ実践してきた私が、50代の今、肌トラブルをなくし調子を良くするために大事なことは何だったのかを考察しました。

10代から悩まされた肌荒れ

私の中高生時代から20代前半の悩みは何と言ってもニキビ。額にでき始めたニキビは次第に頬に広がり、常に赤く腫れていました。ホルモンバランスの影響だったのか、生理前に特にニキビが増えて本当に悩まされました。当時は鏡を見ないようにしていたほどです。とはいえ、母からは「ニキビは触らないように」とは言われるものの皮膚科に連れて行ってもらった記憶もなく、初めて皮膚科を受診したのは大学卒業後、就職してからだったように思います。

皮膚科ではホルモン系の薬を処方されましたが、ひどい吐き気をもよおし、夜中に吐いたこともありました。それでも年齢が上がってくるとニキビの症状は次第に良くなり、20代半ばでようやくニキビができにくくなりました。しかし10年以上悩まされたニキビの痕は、残念ながら50代の今でも残っています。

40代からの保湿対策

40代以降は冬場などに特に肌の乾燥を感じやすくなり、お風呂上がりの保湿に気を付けるようになりました。実家で作った抗菌作用のあるドクダミ化粧水やエイジングに期待できるのある市販のとろみ化粧水など、化粧水はいろいろ試しました。50代の今はゆずの種を焼酎に漬けて作った自家製の化粧水を使っています。私は実家からたくさん送られてくるゆずの皮と実でゆず茶やジャムを作っているのですが、ゆずの実を使ったレシピを検索中に種を使った化粧水の記事を発見。なんでもゆずの種の周りにあるプルプルした成分はペクチンという水溶性の食物繊維で、保湿成分があるとのこと。そこで種を甲類焼酎(何度も蒸留を繰り返す連続式蒸留によって純粋なアルコール分を取り出した焼酎)に漬けて1週間ほど置いてみると、とろみのある化粧水ができました。私は敏感肌なのですが特に肌荒れすることもなく使っています。

数十年ぶり額と顎に吹き出物がたくさん!

ところが2024年3月は数十年ぶりに額と顎にたくさんの吹き出物ができてしまいました。ビタミン剤や肌荒れに効くヨクイニン錠を飲んだり、皮膚科で処方してもらった薬を塗布したりしましたが、完全になくなるまで数カ月かかりました。

50代で数十年ぶりの肌荒れを経験し、心当たりがあるとすればストレスです。そのころちょうど仕事の合間に長男の高校の入学書類や卒業式の準備をおこなっていました。そして一番大変だったのは、春休みに長男がホームステイに行くための準備でした。

本人はちっとも準備をおこなわずゲームばかりしていたので、やきもきしながら私がこまごまとした用意をおこなったり、あれこれ買いに行ったりしていたのです。それがストレスだったのでしょう。てきめんでニキビが一気に増加し、私にとってストレスが肌の大敵であることを実感しました。

まとめ

ニキビはいったんできてしまうと完治するまで時間がかかってしまうのがつらいところです。皮膚科医からは、皮膚が新しく生まれ変わるターンオーバーの日数は一般的には大体28日と言われるけれど、40代から50代の場合は45日かかると聞きました。

また睡眠時間が6時間以下の翌日も肌荒れしやすいと実感しています。日常生活でなるべくストレスをなくし、睡眠時間を確保して肌に良いことを実践していきたいと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:フジイノゾミ/50代。アジア某国に家族で3年間駐在帯同後、コロナ禍に帰国。高校生と小学生の母。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)


監修者:医師 黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

元記事で読む
の記事をもっとみる