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コスメ選びに超役立つ! ビタミンC、セラミドほか、美容成分の特性をマスター

  • 2024.11.16

ここは美の担い手となる美容成分たちが集まる学園。個性豊かなキャラとその性質を貴子先生が解説!

コスメ選びに超役立つ! ビタミンC、セラミドほか、美容成分の特性をマスター
出典元:MAQUIA ONLINE
コスメ選びに超役立つ! ビタミンC、セラミドほか、美容成分の特性をマスター_2
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スター成分は擬人化したらよくわかる!漫画 美容成分劇場 〜麗しの美肌学園の巻〜

コスメ選びに超役立つ! ビタミンC、セラミドほか、美容成分の特性をマスター_3
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⑱ 細胞にダメージを与える活性酸素を除去する働き=抗酸化力が高いビタミンC。ビタミンC自らが活性酸素と結びつくことで酸化して活性酸素を除去すると、ビタミンCとしての機能が失われてしまう自己犠牲型。ある意味、健気な成分ともいえるかも⁉

⑲⑳ そんなビタミンCを元に戻す(還元する)のが、ビタミンE。ビタミンE自身も高い抗酸化作用を持ち、主にコスメの油分や成分の酸化防止剤として使われることも。2021年には、日本メナード化粧品が、“シワを改善する”安定化ビタミンE誘導体「VEP-M」で医薬部外品の新規有効成分としての承認を取得している。

▶️成分の働きMEMO
ビタミンCの酸化還元作用は、グルタチオンにも。抗酸化力+メラニン生成を抑制する作用もあるため、ビタミンCのパートナーに最適。

㉑ 化粧品では「グリチルリチン酸2K」、医薬部外品では「グリチルリチン酸ジカリウム」と表記される抗炎症成分。生薬で有名な甘草から抽出される成分で、外用では抗炎症・抗アレルギー作用が強いので敏感肌コスメ、ニキビ対応コスメによく配合されている。紫外線UVBによる炎症にも効果的なので、ブライトニングコスメにも配合されることが多い。

㉒㉓ スーパー美容成分の肌効果ばかりがクローズアップされがちだけれども、実はそれらがスムーズに、そしてきちんと働くには、セラミドやヒアルロン酸など、他成分の働きがあってこそ。メイン成分+サポート成分の処方は、まさにコスメの真髄。美容成分の特性を知ることで、コスメ選びがより楽しくなるはずです!

▶️成分の働きMEMO
私が個人的に注目している成分は「ペプチド」。エイジングケアへの未知の可能性を秘めているため、今後もペプチド配合コスメが増えそう。

MAQUIA 12月号
イラスト/白ふくろう舎 構成・文/藤井優美〈dis-moi〉  企画/横山由佳(MAQUIA)

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