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<らんま1/2>まるであの頃にタイムスリップしたかのよう… キャスト変わらぬ第1話に反響続々

  • 2024.11.15
アニメ「らんま1/2」第1話が放送 (C)高橋留美子・小学館/「らんま1/2」製作委員会
アニメ「らんま1/2」第1話が放送 (C)高橋留美子・小学館/「らんま1/2」製作委員会

【画像】キャスト続投に反響、天道家三姉妹(左からかすみ、なびき、あかね)

高橋留美子原作の完全新作テレビアニメ「らんま1/2」(毎週土曜深夜0:55-ほか、日本テレビ系/放送直後よりNetflixにて独占配信)が10月5日に放送開始となった。第1話では、天道家に水をかぶると女の子になってしまう乱馬がやってくる。旧アニメから続投したキャストの変わらぬ声やオマージュたっぷりのOPに視聴者から当時を懐かしむ声が多数上がった。(以降、ネタバレを含みます)

「らんま1/2」

アニメ「らんま1/2」キービジュアル (C)高橋留美子・小学館/「らんま1/2」製作委員会
アニメ「らんま1/2」キービジュアル (C)高橋留美子・小学館/「らんま1/2」製作委員会

原作は、1987年から1996年まで「週刊少年サンデー」(小学館)で連載されていた高橋留美子による同名漫画。水をかぶると女の子になってしまう呪いをかけられた早乙女乱馬と、その許婚・天道あかねが繰り広げるドタバタ格闘ラブコメディだ。

最初のTVアニメが1989年から1992年にかけて放送。劇場版アニメやOVAも制作されたほか、2011年に日本テレビで賀来賢人、新垣結衣、夏菜で実写ドラマ化された。そんな「らんま1/2」が約32年ぶりに完全新作アニメ化。「呪術廻戦」や「チェンソーマン」などの人気アニメを手がけたMAPPAが制作を務める。

主要キャストの続投に懐かしさを覚える視聴者多数

高橋留美子の大人気コミック「らんま1/2」が約32 年ぶりに完全新作テレビアニメとして帰ってきた。

物語は、格闘技道場を営む天道家におさげ髪の女の子と巨大なパンダがやってくるところから始まる。その正体は道場主・天道早雲(CV:大塚明夫)の親友である早乙女玄馬(CV:チョー)と息子の乱馬(CV:山口勝平)。早雲は3人の娘のうち一人を乱馬と結婚させることを玄馬と約束しており、いずれは二人で道場を継いでもらおうと考えていた。

しかし、武者修行で中国を訪れていた早乙女親子は伝説の修行場「呪泉郷」に落ちてしまう。結果、水をかぶると乱馬は女の子に、玄馬はパンダに変身する体になってしまったのだ。

そうとは知らず、天道家の三女・あかね(CV:日高のりこ)は同い年の女らんま(CV:林原めぐみ)に親切に接するが、お風呂に入ろうとしたところで男に戻った乱馬とばったり遭遇。男嫌いのあかねは乱馬を痴漢扱いし、乱馬もそんなあかねに「俺の方がプロポーションいいしな」と言い放つ。

反発し合いながらも息の合った二人のやりとりに懐かしさを覚えた人も多いだろう。今回の新作アニメでは旧作から乱馬役の山口勝平、女らんま役の林原めぐみ、あかね役の日高のりこら主要キャストが続投。井上喜久子演じる長女のかすみ、高山みなみ演じる次女のなびきも第1話から登場し、その変わらぬ声に視聴者からは驚きの声が多数上がっていた。

呪泉郷ガイド役の山寺宏一も続投で、声はもちろんのこと、言い回しも思わず笑みがこぼれるほどに当時のまま。まるであの頃にタイムスリップしたかのような感覚に陥る。

アニメ「らんま1/2」第1話より (C)高橋留美子・小学館/「らんま1/2」製作委員会
アニメ「らんま1/2」第1話より (C)高橋留美子・小学館/「らんま1/2」製作委員会
アニメ「らんま1/2」第1話より (C)高橋留美子・小学館/「らんま1/2」製作委員会
アニメ「らんま1/2」第1話より (C)高橋留美子・小学館/「らんま1/2」製作委員会

旧アニメへのオマージュたっぷりのOPとエモーショナルなEDも話題に

さらにファンを喜ばせたのは、旧アニメへのリスペクトが詰まったオープニングだ。オープニングではanoが歌う「許婚っきゅん」とともに、個性豊かなキャラクターが繰り広げるドタバタ劇の魅力をギュッと凝縮した映像が流れる。

その中には、銅鑼の音で始まるイントロ、乱馬やあかねが披露するカンフーダンスなど、歴代OP/EDをオマージュしたと見られる要素が多数見受けられ、「OPも昔のオマージュいっぱいでとっても嬉しい」「オマージュてんこ盛りで泣いちゃう」「懐かしいな~!」という声が上がった。

一方、エンディングはイラストレーターの北村みなみが作画を担当。手描きの温かみのあるイラストで、乱馬とあかねが不器用ながらも距離を縮めていく姿が描かれている。シンガーソングライターのりりあ。がエモーショナルに歌い上げる「あんたなんて。」は、乱馬に対して素直になれないあかねの心情を代弁するかのような歌詞で何とも切ない。

本編の明るい雰囲気とのコントラストが効いており、ファンからも「ED沁みる」「あかねちゃんの心情の曲……好き!!」「アニメーションも可愛くてエモーショナルで素晴らしい」と好評だった。

※日高のり子の高は、正しくは「はしごだか」

■文/苫とり子

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