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「息子の幼馴染なの」家族旅行に見知らぬ女を誘う義母、底辺女といびられる私に代わり夫と義父が成敗!

  • 2024.11.16

義母は、嫁の私よりも夫の幼馴染の女性がお気に入り。姑から受け継いだ着物を譲ってしまうくらいです。本当は、私が受け継ぐはずだったのですが……。

一時期、夫と彼女には親密な時期があったそうです。彼女はきれいで人懐っこく、義母は実の娘のようにかわいがってきたと言います。

その彼女は、就職と同時に上京したのですが、最近戻ってきて家業を手伝っているそうで、義母は夫と彼女を復縁させたいという思いが芽生えたようなのです。

部外者を勝手に家族旅行に同行!?

まもなく、義父母の結婚記念日。私たち夫婦は、旅行をプレゼントすることにしました。忙しくてハネムーンに行けていなかった私たちも、一緒に旅行するつもりです。

私のアイディアで初めて観光地に家族旅行をすることになった義母は、大喜び。今までは、家族旅行といえば帰省ばかりだったそうです。最近は夫の幼馴染のことでいささかぎくしゃくしていたので、義母に喜んでもらえて私もうれしかったのですが……。

旅行当日、とんでもないことが起こってしまいました。なんと、義母が家族旅行に例の彼女を勝手に同行させたのです。
「あの子は息子の幼馴染なのよ」
「家族みたいなものなの」
「だから旅行に誘ったのよ」

いくら仲が良いと言っても、彼女は部外者です。しかも今回は、義父母の結婚記念日を祝う旅行であり、私たちのハネムーンも兼ねています。彼女は来るべきではないと思うのですが、義母は自分がすることに私がケチをつけたと怒り心頭。

そして、息子の妻としての私の存在を、大いに否定してきたのです。息子が私を紹介してきたときには、さえない底辺女でがっかりしたと……。旅行だって、彼女と一緒に行ったほうが楽しいに決まっていると言い切りました。

「そうですか、私は帰りますね」
義母の本心を聞いた私は、すぐに帰路につきました。

義母お気に入り幼馴染女の本性

義母は、私がいない旅行で夫と幼馴染の仲を深めようと思ったようですが、なんとそこには夫の姿はありませんでした。実は、夫も私と一緒に帰宅してしまったのです。さらには、義父も一緒に……!

そのため、翌日からの宿泊、飛行機、食事の予約はすべてキャンセルしました。それを知って仰天する義母でしたが、企画した私たちがいないのですから、キャンセルして当然です。この時期は観光客が多く、ホテルもどこも予約はいっぱい。さて、義母と彼女はどうするのでしょう。

そもそも彼女と同行できて喜んでいたのは、義母だけだったようです。今回のことで、夫が彼女を相当嫌っていることが判明しました。子どものころは仲が良かったそうですが、中高生になると彼女の性悪な性格がわかってきて、なるべく関わりたくないと避け始めたようです。外面がいいので、義母にはわからなかったようですが……。

夫たち同世代の間では、彼女の評判はとても悪く、人のものを奪うことが大好きで、いつもトラブルの渦中にいたそう。実家に戻ったのも、トラブルを起こしたからのようです。複数の人と不倫関係になっていたと、後に聞きました。

夫は、大手勤めの高収入で顔立ちも整っています。そのため、カモにしようと義母に取り入って、夫に近づこうとしたのだと思います。すっかり騙されてしまったようですね、お義母さん……。

人を見る目のなかった義母の末路

義母に「さえない底辺女」とののしられた私は、いくら謝られても許すことができませんでした。嫌われてもいるようなので、今後は一切かかわらないことにします。夫も同意見だそうで、それは縁切りを意味することとなりました。

義父も、義母との離婚を求めています。義母は、義父が私に譲ろうと思っていた大事な母親が残した着物を、彼女にあげてしまっていたのです……。それを知った義父は、相当頭にきている様子。あの着物が戻ってこなければ復縁はないと義父は考えているようですが、すでに着物は売り飛ばされてしまっています。幼馴染は、着物好きを演じた、金の亡者だったようです。義父の気持ちを考えると、胸が痛みます。

義母は、私に夫と義父を説得するよう求めてきますが、それは無理です。同情の余地がありません。娘のようにかわいがっている彼女と、どうぞ末永く仲良くお幸せに! という気持ちです。

泣いて「彼女に騙された。見る目がなかった」などと言いながら謝罪する義母でしたが、誰からも許されることはありませんでした。義父母の離婚は必須となり、無事に離婚した後は、義父を含めた家族3人で私たちは再出発。これからも、義父と仲良くやっていこうと思っています。

嫁である自分よりも他人を娘のようにかわいがられては、つらいですよね。さらにそれが夫と一時期、親密な関係だった幼馴染だと聞かされればなおさらです。ひどい義母と縁が切れて良かったですね。今回の義母のように、自分が騙されることで自分の大切な人たちを傷つけないよう、気をつけたいものです。

【取材時期:2024年10月】

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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