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水分や食べたもので体重は簡単に変動する。体脂肪の変化は1か月単位で確認を

  • 2024.11.15
体脂肪と水分&内容物の変動量 (C)体脂肪専門家くどう/KADOKAWA
体脂肪と水分&内容物の変動量 (C)体脂肪専門家くどう/KADOKAWA

ずっとダイエットしているのに、全然脂肪が落ちない。

40代を超えてからは落ちる気配すらない…。

そう嘆く人に「何歳からでも体脂肪は落とせます!」とエールを送るのが、YouTubeチャンネルや講座で体脂肪特化ダイエットを提唱しているくどうさん。

自身も過去に何度もダイエットに失敗したそうですが、体脂肪の落とし方を猛勉強し、3か月で体重マイナス10kg、体脂肪マイナス10%を達成。正しい理論と経験を基にした「代謝を下げずに、食事で摂取カロリーを管理する」ダイエットをわかりやすく教えてくれます。

過酷な食事制限や激しい有酸素運動は一切なし。健康になりながらサイズダウンを目指す食事、今日から始めてみませんか?

※本記事は体脂肪専門家くどう著の書籍『代謝は落とさず脂肪だけ落とす、ずるい食べ方 体脂肪狙い撃ちダイエット』から一部抜粋・編集しました。

体脂肪の変化は1か月単位で比較する

体脂肪の変動が1日でせいぜい約50gなのに対して、水分や内臓の内容物の変動は1日で約1kgはあります。仮に毎日、順調に体脂肪が50gずつ落ちたとしても、1週間で350gですから(図参照)、まだ体脂肪の増減より水分などの増減のほうが、はるかに大きいのです。そのため体脂肪が本当に減ったのかどうかは、1週間くらいではわかりません。

とくに女性の場合、生理の影響で水分の出入りが男性よりも激しいので、1週間での体重や体脂肪率の比較はしないようにしてください。

水分や内臓の内容物の変動は1日で約1kg (C)体脂肪専門家くどう/KADOKAWA
水分や内臓の内容物の変動は1日で約1kg (C)体脂肪専門家くどう/KADOKAWA

では、どのくらいの期間で体重・体脂肪率を比較すればいいのでしょうか?

1週間単位ではまだ水分の変動のほうが、体脂肪の変動よりも大きいのが当たり前です。ですから、仮に1週間で体重が減ったとしても、それで体脂肪自体が減ったとはいえません。

体重と体脂肪率の変化は、1か月以上のスケールで見ることで、ようやく体脂肪の変動が水分の変動を上回ります。これによって体脂肪が減っているかどうか、間違えることなく判断できるようになるんです。みなさんも、これからダイエットの進捗を確認するときは、1日ごとに変動する体重は「水分とか食べたものによって変わっているだけだな」と捉えるようにしましょう。

本当に体脂肪が減っているかどうかは、1か月単位で確認するようにしてください。

著=体脂肪専門家くどう/『代謝は落とさず脂肪だけ落とす、ずるい食べ方 体脂肪狙い撃ちダイエット』

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