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ママはどれを選ぶ? 仕事選びで損しない「雇用形態ごとの待遇」チェック

  • 2016.3.29
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こんにちは、金融コンシェルジュの齋藤惠です。

働きたいママが育児や家事と仕事を両立するためには、働く目的や条件を再確認することが大切です。

今回は、実際に働く前に知っておきたい雇用形態別のメリットとデメリットについて挙げていきたいと思います。

●収入&福利厚生で安心〜正社員〜

非正規雇用者と比べて雇用が安定し、収入や福利厚生の面で優遇されているのが正社員の一番の魅力です。

ただ、一般的には勤務年数を重ねるにつれて賃金が上がっていくと言われていますが、最近では成果主義が導入 されたり、会社の経営状態によっては早期退職を推進 されたりする場合があるなど、年々安心できる雇用形態であるとは言い切れなくなってきているのが実情です。

【メリット】

・福利厚生が充実している

・社会保険や労働保険に入れる

・責任ある仕事を任せられる

【デメリット】

・拘束時間が長く、自分の時間が少なくなる

・希望の部署や職種につけないこともある

・休暇を取りにくい

●希望に合った企業で働ける〜派遣社員〜

派遣会社と雇用契約を結び、給与支払いや社会保険の手続きなどは派遣会社によって行われます。

最近は、派遣先企業での直接雇用を前提に勤務する“紹介予定派遣”という形態も注目されていますが、必ずしも正社員として雇用されるわけではありません 。

【メリット】

・希望に合わせて仕事内容を選べる

・いろいろな企業や職場を体験できる

・勤務時間や場所を選べる

【デメリット】

・仕事を紹介してもらえないこともある

・交通費やボーナスの支給がない

・雇用期間の変更など安定性がない

●短時間から勤務が可能〜パートタイム〜

勤務時間が短く、フルタイムで働くのが難しい人にピッタリのパートタイム。

賃金は低めですが、労働時間や働く期間が所定の条件を満たせば、正社員と同様の社会保険や雇用保険に入ることもできます 。

ただし、人員削減が行われる場合は対象になりやすいという不安定なところもあります。

【メリット】

・勤務時間や出勤日を調整しやすい

・仕事内容を絞り込まなければ、求人が多く、未経験者でも働ける場合がある

・経験を積むことで正社員へ採用される場合がある

【デメリット】

・賃金が低い

・賞与や退職金は期待できない

・仕事内容が限定されており、昇格が難しい

●在宅ワーク、自営業

ネットの発達によって、仕事の一部を自宅で分担できる環境が整ってきました。

時間の融通が利き自分のペースで仕事を進めることができますが、仕事場が自宅であるために、仕事が過密になってくると家族に迷惑をかけたり生活スタイルに影響が出てきたりします。

さらに、安定的に仕事を確保することが難しい 場合も。

【メリット】

・自宅で仕事ができる

・会社や人間関係に拘束されない

・家族の転勤や生活スタイルの変化に左右されない

【デメリット】

・自己管理能力を維持するのが大変

・雇用保険や労災の対象外となる

・悪徳商法にだまされるリスクがある

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いかがでしょうか? あなたの希望や生活にはどの雇用形態が一番合っているでしょうか?

厚生労働省のホームページを見てみると、上で挙げた雇用形態の他にも、業務委託や短時間正社員などより細かく働き方が紹介されていますので、そちらもぜひ参考になさってみてください。

【参考リンク】

・さまざまな雇用形態 | 厚生労働省(http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudouseisaku/chushoukigyou/koyoukeitai.html)

●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)

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