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【おとなのソロ部】ひとり席多数&おしゃべり禁止! 大阪のブックカフェ「ホンのジカン」で静かなひとりカフェ時間

  • 2024.11.24

カフェでゆっくりひとり時間を楽しみたいけど、初めてのお店には入りにくい。そんなお悩みがある方は、ソロ率が高いカフェにおでかけしてみてはいかがでしょう。今回ご紹介するのは、大阪にある「ホンのジカン」。ひとり席が多く、おしゃべり禁止なので、読書や考えごとに没頭したいおひとりさまにぴったりのお店です♪

大阪メトロ緑橋駅から徒歩約2分のブックカフェ

るるぶ&more.編集部

ひとりでゆっくりと読書を楽しめるブックカフェがあると聞き、訪れたのは大阪メトロ中央線緑橋駅から徒歩約2分のところにある「ホンのジカン」。閑静な住宅街の一角にある、大正時代に建てられたという築100年以上の町屋をリノベーションした町屋再生複合施設「燈(あかり)」の2階にあります。

るるぶ&more.編集部

お店の入り口は、道路に面したところではなく、建物の右側面です。ガラスの引き戸を右に引いて入ります。

昔の趣が残る古めかしい階段にワクワク
昔の趣が残る古めかしい階段にワクワク

玄関で靴を脱いで上がるスタイル。スリッパに履き替えたら、階段を上って2階へと向かいましょう。

「ホンのジカン」店内
「ホンのジカン」店内

「ホンのジカン」は店主が東京・高円寺にあるブックカフェを訪れたときに居心地のよさを感じ、自分もひとりの時間を楽しめる空間をつくりたいとの思いから、2023年2月にオープンしたブックカフェ。まさに、おひとりさまにぴったりのお店なのです。

るるぶ&more.編集部

店内の本棚には約400冊の小説やエッセイ、フォトブックなどがずらり。本の持ち込みはもちろん、店内の本も自由に閲覧できるので、本棚を眺めてビビッときた本を手に取って読んでみるのもおすすめです。

ソロおすすめPoint

おひとりさまの利用率は8~9割と、ほとんどがソロ客。住宅街にありますが、わざわざ「ホンのジカン」を目指して遠方からやってくるお客さんが多いそう。おしゃべり禁止のお店なので周りが気になることもなく、読書や考えごとなど、ひとり時間にどっぷりと浸かれます♪

気分に合わせて選びたい! 店主こだわりの座席

るるぶ&more.編集部

「ホンのジカン」を訪れてみて、居心地がいいなと感じた理由のひとつに「座席」があります。おひとりさまがくつろげる座席が豊富とあって、取材時(平日の午後)のソロ率はなんと9割程度!

床の間を活用した一人用の座席
床の間を活用した一人用の座席

窓際の光が差し込むカウンター席、ひとり用のテーブル席など座席ごとに雰囲気が異なるので、「ここだ!」と心ときめく座席を選んでみて。

るるぶ&more.編集部

店内中央にあるテーブル席のテーブルにはメダカが泳ぐ水槽や、店主がセレクトした6冊の本が並ぶ本棚があります。ちなみに、テーブルやイスは店主がDIYした手作り品! ダークブラウンの落ち着いた色味のインテリアにも、なんだか心がホッと落ち着きます。

日が差し込み明るいカウンター席
日が差し込み明るいカウンター席
奥のエリアには「おこもり席」が4席
奥のエリアには「おこもり席」が4席

特におすすめは、店内奥の「おこもり席」が4席あるエリア。それぞれお客さん同士の目線が交わらないように配置されていて、よりひとり時間に没頭できそうです。

自分だけの座席という特別感がある「おこもり席」
自分だけの座席という特別感がある「おこもり席」
るるぶ&more.編集部

それぞれの「おこもり席」には雑記帳が1冊ずつ置いてあり、訪れたお客さんが自由に思いを綴ることができます。ぺらぺらとページをめくり眺めていると、「そんな場所から来たんだ」「こんな悩みがあるんだ」など、名前も顔も知らない人とノートを通して交流しているよう。SNSとはまた違った趣があり、何だか新鮮です。興味がある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

ソロおすすめPoint

お客さんの男女比は半々くらい。「ブックカフェ」だけあって読書を楽しむ人が大半だそうですが、なかには何もせず、ただただ外を眺めながらゆっくりするお客さんも。キータッチ音がするパソコン作業が禁止の店内は、水槽の水音と静かなBGMが流れている癒やしの空間です。ちょっと最近疲れているというときに訪れるのも◎。

注文はワンオーダー制。夜には体にやさしい定食やご膳も

るるぶ&more.編集部

「ホンのジカン」はワンオーダー制。90分ごとに追加オーダーまたは、席代500円を支払えば何時間でもいられます。ドリンクは「コーヒー」800円や「カフェオレ」850円、「チャイ」850円、「紅茶」800円、「ハーブティー」900円(ホットのみ)などがラインナップ。ソフトドリンク800円は、「長野りんごジュース」や「自家製レモンスカッシュ」があります。

るるぶ&more.編集部

なかでも人気のドリンクは「コーヒー」。店主が選んだその時期で一番おいしい豆を浅煎り、中煎り、深煎りから選んでいただくことができます。酸味を感じたい人は浅煎り、苦みをしっかりと味わいたい人は深煎りがおすすめ。なお、「アイスコーヒー」や「アイスカフェオレ」は時間が経ってもおいしく飲めるようコーヒー味の氷を使っているのがこだわりポイントだそう!

るるぶ&more.編集部

ドリンクと一緒にいただきたいスイーツメニューには、ケーキやタルトがラインナップ。こちらの「季節のタルト シャインマスカット~スパークリングワインのジュレ~」950円は、食べた瞬間に甘さが口いっぱいに広がる瑞々しいシャインマスカットに、程よい甘さのカスタードクリーム、そしてザクッと食感のタルト生地。スパークリングワインのジュレが加わることで、味が引き締まり、グッと大人っぽい味わいが楽しめます。

タルトは注文を受けてからトッピングするので、できたての味を楽しめるのも◎。トッピングの果物は時期によって変わるので、最新のメニューは公式SNSをチェックしてくださいね。

©ホンのジカン
©ホンのジカン

ランチや小腹が空いたときには、「ホットサンド」600円や「オムライス~デミグラスソース~」900円をお供にいかがでしょうか。

©ホンのジカン
©ホンのジカン

「ホンのジカン」では18時以降になると定食やお膳といった体にやさしい夜ごはんを提供。「若鶏の唐揚げ定食」1350円や、「サーモンの漬け焼きレモン風味 しば漬けのタルタル」1650円など、いずれも野菜おばんざい盛り合わせがセットになったヘルシーごはん。1日の終わりにエネルギーチャージするのもいいですね。

るるぶ&more.編集部

心地よいBGMと水音に癒やされ、ほっと一息つける「ホンのジカン」。窓の外を眺めながらのんびりとした時間を過ごしていると、心の声が聞こえてくるようで、自分と向き合いたいときにもぴったりな場所だと感じました。慌ただしい毎日を送っているときこそ訪れて、心穏やかになる時間を体感してみてほしいです。毎週金曜は不定期でバー営業もしているとのこと。その場合は会話もOKなので、家族や友人などと訪れてみるのもいいかも♪

■ホンのジカン(ほんのじかん)
住所:大阪府大阪市東成区東中本1-2-10燈2F
TEL:なし
営業時間:11時~21時30分(21時LO)、夜ご飯は18時以降 ※金曜は不定期Bar営業
定休日:不定休 ※公式SNS要確認
※支払いは現金のみ

ソロMemo

■取材時のソロ率:90%(平日の午後)

■おすすめの利用シーン:ソロカフェを楽しみたいとき、ひとりで気兼ねなく入店できるお店を探しているとき、カフェで読書を楽しみたいとき、自分と向き合う時間がほしいとき


Text&Photo:中田優里奈(ウエストプラン)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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