1. トップ
  2. レシピ
  3. 「揚げ物で乾杯!」からはもう卒業。13万人が絶賛した簡単で美味しいおつまみ系サラダ101レシピ

「揚げ物で乾杯!」からはもう卒業。13万人が絶賛した簡単で美味しいおつまみ系サラダ101レシピ

  • 2024.11.14
ダ・ヴィンチWeb
『旬の野菜をたっぷり使った新しいおつまみ101品 すぐに美味しいヘルシー酒肴』(KANOSALA/KADOKAWA)

家でお酒を飲むのは好きだけれど、がっつり&しっかり&こってり系、炭水化物もりもりの胃に負担がかかるおつまみが苦手になってきた……。そう感じている人におすすめしたい書籍が『旬の野菜をたっぷり使った新しいおつまみ101品 すぐに美味しいヘルシー酒肴』(KANOSALA著/発行KADOKAWA)だ。

KANOSALAは、レシピ考案と調理を担当するNICO氏と、写真と映像を担当するISO氏によるユニット。初めは毎日のごはんの記録としてInstagramに料理写真を投稿していたが、次第にレシピを発信するようになり、2024年11月現在のフォロワーは13.2万人を超える。本書はそんなInstagramアカウントを運営するKANOSALAの初著書だ。

重たいおつまみは胃にもたれるし、高カロリーなものを毎日食べるのは罪悪感を覚える。しかし、本書に掲載されている101レシピは、旬の野菜をたっぷり使ったヘルシーなものばかり。「切って和えるだけ」「さっと火を通すだけ」と、簡単に作れるものが中心なので、あまり手もかからない。これなら疲れて帰ってきた日もパパっと用意できそうだ。

本書を構成する章のタイトルは以下の通り。 ●Part1 すぐに美味しい野菜の酒肴 ●Part2 肉、魚介、卵、豆腐の酒肴 ●Part3 作りおきもできる酒肴 ●Part4 おもてなし酒肴 ●Column つまみになるポテトサラダ7選

器に盛り付けられた料理の写真はどれも美しく、食欲をそそる。材料は手に入りやすいものが中心で、作り方も「切る、混ぜ合わせる、盛り付けて薬味をふる」とシンプルなので、料理に慣れていない人でも作りやすいだろう。

「すぐに美味しい野菜の酒肴」には、「和風カプレーゼ」「レタスと帆立缶のサラダ」「大根と青じその梅マヨポンサラダ」「茄子とモッツアレラの揚げ出し風」「焼きかぶのハニマスレモン」「せりのナムル」といった野菜がメインのレシピが数多く紹介されている。スピーディーに作れるものが多く、軽くつまみながら呑みたいときにぴったりだ。

実際に「大根と青じその梅マヨポンサラダ」を作ってみたところ、マヨネーズに梅干しとポン酢をかけ合わせることで大人な味わいになり、箸が止まらなくなった。ボウル一杯があっという間に空になったが、たくさん食べても罪悪感があまりないのがうれしい。

「肉、魚介、卵、豆腐の酒肴」には、「生姜なバンバンジー」「カリカリ豚とルッコラのサラダ」「ズッキーニプルコギ」「とろとろなすの梅ドレ豚しゃぶ」「イカのねぎまみれ」「とろ〜り卵とオクラのアヒージョ風味」「豆腐とトマトのサンラータン風味」といった、肉や魚介など食べごたえのある、たんぱく質食材に野菜を組み合わせたレシピが並ぶ。

和洋折衷というだけでなく、韓国風やエスニック風のアレンジもあり、バリエーションが豊かだ。おなじみの食材なのに「これとこれを組み合わせたことはなかったな」「香味野菜やナッツ、フライドオニオン、お茶漬けあられなどを使ってアクセントをつけるの、真似してみよう」という発見がある。

奇をてらったものではなく、調理に時間がかかる豪華な料理でもなく、「ちょっと新しくて何だかおしゃれ」なのが、本書のレシピの魅力ではないだろうか。作るハードルが低く、ふだんの食卓に並べやすいものばかりなので、自然とレパートリーを増やしていけそうだ。

さらに、家呑みのためのヘルシー酒肴というコンセプトに従って各レシピに一緒に呑むと美味しいお酒も紹介されている。これからの寒い季節、ぐっと甘みを増す大根やかぶを使ったヘルシー酒肴をつまみながら、温かい部屋でグラスやお猪口を傾ける……そんな美味しい時間を過ごしたい人は、ぜひ本書を手に取ってほしい。

文、調理、写真=ayan

元記事で読む
の記事をもっとみる