1. トップ
  2. 【漫画】『わからせてやろうか』妹のセリフ練習に本気で挑む“ひよこ店長”… 副店長からも慕われる頼れる姿に「かっこよすぎる!」と大反響

【漫画】『わからせてやろうか』妹のセリフ練習に本気で挑む“ひよこ店長”… 副店長からも慕われる頼れる姿に「かっこよすぎる!」と大反響

  • 2024.11.13
『わからせてやろうか』妹のセリフ練習に本気で挑む“ひよこ店長”… 副店長からも慕われる頼れる姿に「かっこよすぎる!」と大反響 ©2024YunbuM
『わからせてやろうか』妹のセリフ練習に本気で挑む“ひよこ店長”… 副店長からも慕われる頼れる姿に「かっこよすぎる!」と大反響 ©2024YunbuM

【漫画】舞台の役に完全没入する姉の“ひよこ店長”…妹や部下からも絶大な信頼を集める姿に「さすが店長さん」「かわいい」と大反響

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、才能とかわいらしさを兼ね備えた店長の姉が妹の舞台のセリフを演じきってしまう物語が面白いと話題の「店長さんは大女優」をピックアップ。

作者のYunbu(ゆんぶぅ)さんが2024年9月13日にX(旧Twitter)に投稿したところ、1.4万件を超える「いいね」を獲得し、「憑依素敵です」「店長の演技力おそるべし」「多芸な店長」「かっこよすぎる!」など多くの反響が寄せられた。本記事では、Yunbuさんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについて語ってもらった。なお、本記事では店長が初回に登場する「地雷系ひよこ店長」、妹のいおが初登場する「そばかすコンプ×パンク」の後に本作品を掲載し、同じく人気を博したひなた副店長初回登場の「勇気と笑顔の一歩」と「副店長の決心」の併せて計5作品を掲載する。

ひよこ店長は全国展開するスーパーマーケット「なにげや・地殻野店」の店長を務める。前職はメイド喫茶の店員だった。ひなた副店長、山田社長らの信頼も厚い。ひよこ店長には、いおという妹が居て、マンションで2人暮らしをしている。

そばかすを気にするいお ©2024YunbuM
そばかすを気にするいお ©2024YunbuM

そばかすを気にするいお

いおはもともと高校生時代は暗くて友達もいなかった。また、「そばかす」が原因でマスクを付けたり、髪を伸ばしたりしていた。しかし、店長の励ましにより現在は芸能事務所に所属しておりパンクバンドのヴォーカルも担当している。

面接から10分してようやく声が出た後のひなた副店長 ©2024YunbuM
面接から10分してようやく声が出た後のひなた副店長 ©2024YunbuM

面接から10分してようやく声が出た後のひなた副店長

ひなた副店長は引きこもりの経歴をもつが現在の仕事に就いた。ひよこ店長も非常に信頼を置いている。山田社長という恋敵ができたことで、ひよこ店長に対して尊敬や推しの感情が明らかになりつつある。

いおが出演する舞台のセリフ練習に付き合う店長 ©2024YunbuM
いおが出演する舞台のセリフ練習に付き合う店長 ©2024YunbuM

いおが出演する舞台のセリフ練習に付き合う店長

ある日、いおが初出演となる舞台稽古のセリフ練習に付き合うことになった姉のひよこ店長。役に完全に憑依し、いおに理解させる。いおは「お姉ちゃん、大女優」と絶賛するのだが…。

姉のひよこ店長の能力の高さと姉妹の仲の良さを描いたコメディ漫画で、SNS上では「さすが店長さん」「店長の演技完璧すぎてゾクゾクしちゃった」「憑依型ってすげぇてか、可愛い」「店長のドヤ顔いいですね」など、多数のコメントが寄せられ、反響を呼んでいる。

「店長の『わからせてやろうか』のシーンを頂点にする形になるようにこだわりました」作者・Yunbuさんが語る創作の裏側とこだわり

――「店長さんは大女優」のモチーフはどのようにして生まれたのでしょうか。

元々、ひよこ店長はぶっきらぼうに話すところもあり、ファンの方々にはもっと強い感じの態度が見たいかも、というふうに思い、サディスティックな店長を出してみたいというところから始まりました。

ただ、急にキャラクターに変えることはできないため、「演技」の中で表現しました。

――短いストーリーの構成上、工夫された点はどこでしょうか。

6ページですが、1枚につき1コマの形式なので、「キャラが反応するだけ」のようなシーンはカットしました。

ただ、それでも2ページぐらいは多くなったと記憶しています。SNSで展開している漫画なので、枚数は少なめにしたいとは思っています。

極力、セリフも無駄をなくしつつ、説明セリフも絵の動きや状況を利用して省くよう心がけています。

――「店長さんは大女優」では地雷系ひよこ店長と舞台初出演となるいおの仲の良さもうかがえます。本作を描く上でYunbuさんがこだわった点がございましたら、教えてください。

3ページ目の店長の「わからせてやろうか」のシーンを頂点にする形になるようにこだわりました。このカットは何度もやり直してこの形にしています。

最初は「悪魔」のようなコスプレだったのですが、可愛らしさが消えて、怖い感じになっていたのでやめました。

この話に限らず、「地雷系ひよこ店長」は可愛さに振り切っているので、そこを損なわないようにしています。

いおと店長は仲良しですので、ここでもにこやかに読めるよう心がけています。作品としてあまり辛辣な内容にならないようにしました。

私は放っておくとすぐにお話がダークな路線に行きがちなので、ここは気をつけています。

――「店長さんは大女優」で、Yunbuさんお気に入りのセリフやシーンなどがございましたら教えてください。

個人的には、いおの「わからせ上手ー」が好きですね。いおの、しっかり者なのにちょっと抜けているところが出ている謎の言葉だと思います。

シーンとしては、3ページの店長ですね。ストッキングに足の裏と、かなりフェチな表現ができたと思っています。

――本作を含めて、「勇気と笑顔の一歩」「副店長の決心」などひなた副店長が主役の2作品で、読者に注目してほしい点などがありましたら、お聞かせください。

「勇気と笑顔の一歩」は副店長が初めて登場した回です。

これはギャップを表現するに当たり、元ひきこもりの子が店長に指導されて副店長になるという流れです。物語としては店長の影響で彼女が変わったのですが、実は彼女が面接に来た理由が「変わりたい」という強い思いです。作者としても彼女のこの素敵な理由を後押ししたくなり、思わず副店長にまで昇格させました。

「副店長の決心」では、この前のお話で「山田社長」という恋敵が現れています。それまでは店長への想いをしっかりとは認識できていなかった副店長ですが、この日の出来事をきっかけにはっきりと自分の気持ちに向き合うことにしています。ただ、恋愛という感情を前面に出しているのではなく、「こんなに楽しい日々を失いたくない」という気持ちがまだ強い、というところを表現できていれば嬉しいです。

これから、副店長と店長の関係、また山田社長との関係など深めていきたいと思います。

――最後に、5つの作品をオムニバス形式で楽しみにしている読者やファンの方へメッセージをお願いします。

見た目の主張は激しいですが、仕事ができるひよこ店長と愉快な仲間たちの日々をこれからもどうぞよろしくお願いします。

自分らしく仕事する彼女たちを見て少しでも心が楽になっていただけたら幸いです。

元記事で読む
の記事をもっとみる