キキ・パーマー、「スクリーム・クイーンズ」の白人共演者から人種差別発言をされた

キキ・パーマーが、ドラマ「スクリーム・クイーンズ」の白人キャストから人種差別発言をされたと明かした。回顧録『Master of Me: The Secret to Controlling Your Narrative（原題）』が11月19日発売される前に「ロサンゼルス・タイムズ」紙のインタビューを受け、彼女が“ブレンダ“と仮名で呼ぶ人物の問題発言について語った。

撮影現場で”ブレンダ“が周囲と揉めたため、キキが場を収めようと「お互いをリスペクトして楽しくやろう」と声をかけたところ、「キキ、本当にやめて。自分を何様だと思ってるの!? マーティン・ルーサー・キングとでも思ってるわけ？」とFワードを用いて言われたという。

2015年からFOXで放送された「スクリーム・クイーンズ」は、名門大学に通うリッチな女子大学生たちが、「赤い悪魔」と呼ばれる連続殺人犯探しを行うエンターテイメント・ミステリー。「glee/グリー」で知られるライアン・マーフィーが製作総指揮を手がけ、リア・ミシェルやエマ・ロバーツ、アビゲイル・ブレスリン、ジェイミー・リー・カーティス、アリアナ・グランデ、スカイラー・サミュエルズら豪華な顔ぶれのキャストが出演した。

キキは、“ブレンダ”の発言について「彼女の言葉は重かったけれど、影響されるまいと決めた。自分が何者か知っているから」と話し、名前を明かさないのは、発言に力を与えないためだと説明する。「私は被害者じゃない。私には関係のない話。彼女が何と言おうと関係ない。もし彼女の言葉で私が傷ついたら、彼女の思い通りになってしまう」

Text: Tae Terai

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