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所有者はことごとく死亡…大分県の寺院に安置される「鬼のミイラ」の壮絶な歴史

  • 2024.11.13
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ABEMA TIMES

地獄大好き“地獄博士ちゃん”が大分県の寺院に安置される鬼のミイラと対面。その壮絶な歴史に思いを馳せた。

【映像】「本当の骨みたい」所有者がことごとく亡くなっていく「鬼のミイラ」(アップあり)

大人顔負けの知識を持つ子どもの“博士ちゃん”から、サンドウィッチマンと芦田愛菜がさまざまなことを学んでいくバラエティー番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)。11月9日放送回は「ゾッと怖い!でもなんだか気になる“日本のふしぎ遺産”秋の夜長2時間スペシャル」と題し、スタジオゲストに満島真之介を迎え“日本のふしぎに”まつわる授業を8人の博士ちゃんたちが行った。

様々な文献を読んで地獄を研究し、全国各地の閻魔堂や地獄スポットを巡っている “地獄博士ちゃん”こと大島百福(ももふく)くん(10歳)。今回地獄スポット巡り第2弾として百福くんがやって来たのは『仏として崇められる鬼のミイラ』が祀られていると言う大分県・宇佐市にある大乗院だ。

鬼のミイラに対面した百福くんは「本当の骨みたい」「思ったより大きくて迫力ある」と興奮。体操座りするような形で鎮座する鬼のミイラは立てば2mを優に超える大きさだそうで、その体に反し意外と小さな鬼のツノを見て百福くんは「人間に化けていたのでは?」と推測した。

恐ろしい姿に見えるが、地元民からは仏様として愛され参拝されているという鬼のミイラ。大乗院の管理人・辛島さんいわく昔信州の山奥で「鬼を埋めている」という伝説があり鬼のミイラは見せ物として私利私欲で使われていたが、その際の所有者はことごとく亡くなってしまいミイラは各所を転々としたそうだ。そして最後にミイラを購入した山口県の有力者は身体を悪くしてしまい大乗院にお参りに来て、鬼のミイラを奉納したと言う。それまでさまざまな不幸をもたらしてきた鬼のミイラだったが、奉納されたことでその不幸の連鎖は収まったそうだ。

そして「(鬼のミイラは)悲しい想いをいっぱいしてきたから、人のお願い事はよく聞いてくれるみたいですよ。『この人の病気を治したい』とか『この人の為に何かしてあげたい』とかくみ取ってくれるみたいです」と説明する辛島さんに「(鬼のミイラは)悲しい想いをたくさんしてきたから、人の痛みとかがわかるようになった」と予測する百福くん。鬼のミイラの壮絶な歴史を聞き「(鬼が)笑ってるようにも見える」とコメントしていた。

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