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女子プロが教える「プロとアマチュアとの違い」とは?

  • 2024.11.13

〝なっち先生〞こと大谷奈千代が、コーチに転身して気づいた「プロとアマチュアの考え方の違い」は、スイングの改造や強化以上にスコアアップの効果がある。

そこで「頭と心の中を変えるレッスン」を毎月掲載!

自信をもって「熱意がある!」といえる? いえない?

女子プロが教える「プロとアマチュアとの違い」とは?
「私はつねに熱いようですが、熱意ある生徒は先生の指導にも熱が入ります」と大谷。練習も1人より友人を誘って競い合ったり教え合ったりすると2人とも熱が上がる。ラウンドも熱意ある人には誘う、誘われる仲間がたくさんできる。熱意は人から人に伝わり、ゴルフの輪も大きく広がっていく

先日、レッスン中に「なっち先生、あついですよね!」といわれて「そうですね。今年は本当に暑いですね」と答えたら、「違いますよ。情熱の熱さですよ!」と、こんな会話がありました。このゴルフやコーチングの熱さには、ときどきご意見いただきます……。自覚はありませんが、どうやら私は情熱的なコーチのようです(笑)

私はゴルフを通じて人生に熱中することを経験しているので、レッスン中も熱意がすごい(らしい)ですが、こういった情熱がプロとアマチュアとの違いなのかもしれません。プロにとってゴルフは生業。ご飯を食べていくにはスキルが必要です。そのためには当然、練習が大事。私が20代のころのスケジュールを思い出すと、朝5時30分に自宅まわりをランニング。帰宅後は体幹トレーニングを行ない、シャワーをあびてから朝飯をとります。次にコースに行って3時間ほどアプローチ、バンカーショット、パターを練習。午後は自宅に戻って昼食を食べて少し休憩したら、地元の練習場に行ってボールをたくさん打ちました。ラウンドの日のほうが体力的にはラクだと思うくらい、上達に熱意をもっていましたね~。

今、このスケジュールをこなすのはとてもできそうにありませんが、ゴルフは個人競技。チームとは違いいつでも怠けることができたけど、現役時代は「すべて自己責任!」と思ってガンバった結果、身についたタフな精神力が試合での強さにつながり、支えてくれました。

熱意は、目標達成を早めるようにも感じます。100切り達成もベストスコア更新も、技術以上に情熱があるかないかが大事。熱意によって続けていけば、1日の変化や成長はほんの少しでも1カ月積み重ねていくと大きな差と成果になります!

さて、熱意の上げ方ですが、レッスンに通うもそのひとつですよね。私のところにいらっしゃったら、情熱的な私が熱意をたっぷり抽入してあげますよ(笑)

いかがでしたか? 大谷プロのレッスンを参考にしてみてください!

大谷奈千代
●おおたに・なちよ/1984年生まれ、兵庫県出身。05年のプロテストに合格。ステップアップツアー2勝、11年には賞金シードを獲得。現在はレッスンにやりがいを感じ、コーチに転身。アマチュアやプロの卵を精力的に指導している。

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