世界で野生のブタと泳げると人気の場所があるのを知っていますか? それはカリブ海に浮かぶバハマ。「バハマってどこ?」と思う人がいるかもしれません。アメリカの少し下にあり、ニューヨークから首都ナッソーまで飛行機で3時間ほど。アメリカ人のリゾート地としても人気のバハマにある、エグズーマ・ビーチに行けば、可愛いブタと戯れられるのです。その魅力や注意点をご紹介します。
エグズーマビーチとは?
バハマの首都・ナッソーから高速船で1時間ほどの場所にある無人島「エグズーマ諸島」。ここにあるビッグ・メジャー・キーというビーチでは、野生に住む豚たちと一緒に泳ぐことができます。
島には数十頭の豚が生活しているそう。もともとは食用として島に持ち込まれたものが、野生に住みつき、人に懐くブタになりました。野生のブタが、自由に海で泳ぎ、日光浴でくつろぐ姿が可愛いと、このビーチに行くツアーが人気になりました。
ブタさんとの遊び方
高速船に乗る前に、濡れてもいい水着などに着ておくように指示されます。それはビーチについたらすぐ海の中に入って、歩いて島に上陸するためです。腰まで濡れる深さなので、水着は必須。その後、ガイドから棒を渡されます。
「この棒は?なんだ?」と思っているとブタさんが近寄ってきます。棒にはエサが付いており、これこそがブタさんと戯れるためのアイテムだったのです。ボーッとしていると全部食べられてしまうので、うかつにプレゼントしないようにしましょう。
筆者はブタさんに全部食べられてしまい、棒に付いていたエサの残り香でブタさんに遊んでくださいと頼んでいる状況でした。
海で泳ぐブタさんだけでなく、陸で遊ぶブタもいるので、ビーチでくつろぐのも1つの方法です。現地のみなさんから「ブタさんを後ろから捕まえて持ち上げていいんだよ」と触れ合い方を教えていただいたり、写真の撮り方など教えてくださったり、写真を撮ってくれたりします。
持ち物は?
実際に訪れて驚いたのが、高速船で到着してすぐに「ブタさんと遊んでください!」となること。そのため荷物はある程度まとめておき、水に濡れてもいいスマホケースやカメラを用意しておくのがブタさんと楽しく遊ぶ手段です。
できるだけ荷物は少なめにして船を降りましょう。実際に筆者が所持していてよかったと感じたのは、サングラスと防水カバーをしたカメラでした。お金などは不要なので、船に預けておきましょう。
エグズーマビーチへの行き方
拠点の町はバハマの首都・ナッソーです。アメリカ含め、バハマの玄関口となる場所。こちらの無人島に訪れるには個人で向かうのは不可能で、ナッソーからツアーでしか参加できません。エグズーマビーチだけのツアーは少なく、他の場所との組み合わせが多いです。例えば、イグアナがいるビーチへの訪問や、エイやサメを見られる場所へのツアーです。他にもピンク色に見えるビーチへのツアーもあります。
メキシコのカンクンも北米へのリゾートで人気ですが、バハマも魅力爆発! 日本人の訪問も少ないので、少し変わったリゾート体験をしたい方へおすすめです。
Pig Beach
所在地 5GMV+CCX, Unnamed Road, バハマ
©︎Keiko Morota